現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 水産振興局の定置網漁業令和元年台風19号被害対策事業
令和元年度
11月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

定置網漁業令和元年台風19号被害対策事業

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水産振興局 水産課 漁業経営担当 

電話番号:0857-26-7313  E-mail:suisan@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 1,664千円 794千円 2,458千円 0.1人
1,664千円 794千円 2,458千円 0.1人

事業費

要求額:1,664千円    財源:単県   追加:1,664千円

事業内容

1 補正要求概要

台風19号により被害を受けた定置網漁業の応急措置(修繕)を支援する市町に対して助成する。

2 被害状況

○このたびの台風19号では、鳥取県沿岸で南西方向の非常に強い潮流が発生。(沿岸潮流観測ブイで観測したH24年以降最大の南方潮流に加え、過去3番目の西方潮流が観測された。)

    ○発生した潮流は、潮流予測システム(鳥取県も参画して水産研究・教育機構等で作成)の既存モデルをはるかに超えるものであった。
    ○このため、これまで台風時に行われていた網の部分的な陸揚げでは、台風19号対応としては足りず、浦富地区、夏泊地区及び泊地区の定置網において、網の流出や大規模な破損等の被害を受けたものである。
    ○網は漁業施設共済保険金により修繕が可能であるが、網を設置する外郭ロープは漁業施設共済保険に未加入のため、県、市町の支援がなければ、漁業経営体の自力再建は困難である。

3 事業内容

所要額 1,664千円
(単位:千円) 
地区
浦富地区
夏泊地区
泊地区
事業主体
漁業経営体
鳥取県漁業協同組合
被害額
30,574
600
200
算定基準額
4,191
600
200
補助割合
県1/3(市町村:任意)
県補助額
1,397
200
67
    ※被害額:定置網復旧に係る修繕・資材購入・設置に要する経費(作業員人件費、クレーン等使用料、既設網の撤去処分を含む。)
    ※算定基準額:被害額から漁業施設共済保険金対象額を差し引いた額。
    ※定置網の復旧は緊急性が極めて高いことから、補助金交付要綱制定前に着手している事業についても交付申請を認めるものとする。

    (今後の対応)


      各漁場の現場環境や網の形状等を踏まえた既存定置網の構造の具体的な強靭化対策の検討を行い(既定予算対応)、来年4月以降に国の補助制度を活用して定置網の改良を行う。

(参考)定置網漁業について

定置網漁業は、マアジやサワラなどの回遊魚を中心に、高鮮度で豊富な魚種の安定的な漁獲が期待できるとともに、漁場が近いこと等による漁業経費の削減にも繋がる。 【定置網漁業の主なメリット】
○来遊してきた魚群を漁獲する受動的な漁業であり資源保護に貢献
○漁港から近い場所(1〜2km程度)に設置することが多く燃油等の漁労経費が削減できる。
○蓄養網設置による出荷調整が可能で値崩れの防止効果が大
○朝市の開催などによる地域振興や新規雇用も期待できる。
【定置網】

 

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

県内5地区において、定置網漁業の導入及び事業拡充の支援並びに台風被害に対する支援を行った。
○浦富地区
昭和56年度操業開始、平成26年度事業拡充、平成29年度台風21号により被災
○夏泊地区
平成26年度操業開始
○泊地区
平成30年度操業開始
○御来屋地区
昭和58年度操業開始、平成26年度網の更新
○淀江地区
平成25年度操業開始

これまでの取組に対する評価

県の支援制度を活用し、県内5地区で定置網漁業が実施されており、当該地区の沿岸漁業の漁獲金額は増加傾向にあるとともに、朝市の開催等により地域活性化や雇用の創出にも貢献している。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 1,664 0 0 0 0 0 0 0 1,664
保留・復活・追加 要求額 1,664 0 0 0 0 0 0 0 1,664
要求総額 1,664 0 0 0 0 0 0 0 1,664