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平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

観光振興費(フィルムコミッション業務委託)

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観光交流局 観光戦略課 総務企画担当 

電話番号:0857-26-7421  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 65,169千円 19,051千円 84,220千円 2.4人
補正要求額 3,920千円 0千円 3,920千円 0.0人
69,089千円 19,051千円 88,140千円 2.4人

事業費

要求額:3,920千円    財源:単県 

事業内容

1 要求理由

(1)フィルムコミッション事業委託に係る要求

     平成26年度から鳥取県観光連盟内に専任職員1名を配置し、「鳥取県フィルムコミッション」として、フィルムコミッション業務を実施している。現状では、撮影協力施設の紹介やボランティア・エキストラなどの手配・募集協力等の多岐にわたる撮影支援業務が中心となっており、観光情報発信につながる効果的なロケ地誘致・ロケ支援に取り組む体制が不十分である。
     これまでのように映像製作会社からの問合せへの対応を行うだけではなく、映像製作会社等へのアプローチを行う体制整備を行う。

    (2)要求のポイント
    ・映像制作会社からのロケ関連の問合せに関しては、鳥取県フィルムコミッションが窓口となり映像制作会社のニーズに応じて、各市町村及び各観光協会にもボランティアやエキストラの手配等に協力をいただくなど、地域全体でロケ支援への対応を行っている。
    ・テレビ番組や映画のロケ誘致は、地域での消費を生む効果に加え、本県への誘客につながる効果もあることから、映像制作会社へ積極的にアプローチを行うなど、一層効果的なロケ誘致・ロケ支援に取り組む体制を整備するためには、職員1名の増員が必要である。
    ・更なる観光客の誘致や認知度向上を図るため、新たなロケ地の掘り起こしや掘り起こしたロケ地の制作会社への紹介及び営業提案の強化など、これまで十分に対応できなかった事業に積極的に取り組む。
    新たなロケ地の掘り起こしの例】
    江島大橋(ベタ踏み坂:境港市)、客神社(トトロの森:南部町)、はわい温泉看板(ソフトバンク白戸家CM:湯梨浜町)、花見潟墓地(琴浦町)のようにこれまであまり知られていなかったフォトジェニックな地域の素材を掘り起こす。
    ※ロケ地として使用できるようにするため土地・建物所有者との交渉についても新たな業務として必要となる。
    また、ドローンを活用した魅力的なロケ地の動画を製作し、訴求力のあるPRを展開する。
    ※鳥取砂丘以外の認知度が低い鳥取県は、県内各地の素材を知ってもらうため、動画を充実させそれらを見てもらえるよう働きかけを行う必要がある。

    (3)想定される業務内容
    ・ロケ地誘致に係る各種PR(過去のロケ実施制作会社へのアプローチ、ロケ地素材集作成)
    ・県内のフォトジェニックスポットやドローンを活用した県内観光地の動画製作、HP掲載
    ・ロケ支援(撮影許可申請、ロケハン・ロケ同行、連絡調整)
    ・ロケに係る問合せ対応
    ※年間を通じて、2名の職員で問合せ及びロケ支援を同時並行で対応する必要があるため、案件ごとに分担する。

2 要求額

H31当初予算額
(A)
今回要求額
(B)
補正後予算額
(A)+(B)
4,914千円
3,920千円
8,834千円
※2019年8月からの採用を予定しているため、2020年3月までの8か月分の事業費を要求する。
※観光振興費のうち、フィルムコミッション事業委託に係る金額のみを記載

3 フィルムコミッション事業の概要

 ロケーション支援のための情報提供業務等を(公社)鳥取県観光連盟へ委託する。
 <主な業務内容>
  • ロケ地及び宿泊、食事、機材、レンタカーなどロケ関連の情報提供
  • 撮影許認可に関する情報提供
  • 公的機関などへの撮影許可手続きの簡便化や代行
  • ボランティア、エキストラ、出演者等の手配
  • ロケハンや撮影への同行
 <当初予算からの主な変更点>
  • 専従職員1名⇒2名体制に伴う人件費の増
  • 「ロケ地素材集」の作成
⇒本県のロケ地素材を観光フェアや映像制作会社が集まる会議等においてPRするために必要不可欠なものとなる。
 また、映像制作会社へのアプローチを行うためにも必須となるツールであり、このたび新規作成する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成26年4月より、「鳥取県フィルムコミッション」として、専任職員1名を配置し、映画、テレビドラマ、テレビ番組、CM、プロモーションビデオ、広告写真などのロケーション撮影が円滑に行われるための支援業務や誘致活動を行っている。

これまでの取組に対する評価

・ロケ支援等の状況
年間の問い合わせ件数は、平均100件程度。
放送、公開、出版された実績は、平均50件程度。
・県内をロケ地としたテレビ番組や映画等のロケを毎年コンスタントに受け、観光振興、文化振興、経済効果等、地域活性化に寄与していることを評価。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 65,169 0 172 0 0 0 0 0 64,997
要求額 3,920 0 0 0 0 0 0 0 3,920