現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 観光交流局の「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」創造事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」創造事業

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観光交流局 観光戦略課 総務企画担当 

電話番号:0857-26-7421  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 5,762千円 3,969千円 9,731千円 0.5人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 10,423千円 3,973千円 14,396千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,762千円  (前年度予算額 10,423千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

高齢者人口の増加、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた全国的なユニバーサル化推進のなか、拡大が見込まれるユニバーサルツーリズム市場を開拓し、鳥取県観光の成長産業化を進めるため、「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」を目指し、ユニバーサルツーリズムを推進する。

    ※ユニバーサルツーリズム:年齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行

2 要求額

(単位:千円)
事業区分
要求額
H30年度
H31年度
(1)
「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」発信事業
5,535
874
ユニバーサル情報共有アプリによる情報発信(債務負担行為(H30〜32))
1,404
864
消費税増税分(増額分債務負担行為は別途)
0
10
【終了】
パワーブロガー等による戦略的情報発信
2,731
0
【終了】
ユニバーサル情報誌制作
1,400
0
(2)
ユニバーサルツーリズム事例創出支援事業(債務負担行為(H30〜31))
3,888
3,888
(3)
【継続】
SEA TO SUMMIT 「パラチャレンジの部」実施事業
1,000
1,000
合計
10,423
5,762
【地方創生推進交付金充当】
●債務負担行為設定の状況:ユニバーサル情報共有アプリによる情報発信(H30〜32)
年度
委託費
うち債務負担行為額
平成30年度
1,404千円
0千円
平成31年度
864千円
864千円
平成32年度
864千円
864千円
合計
3,132千円
1,728千円

3 事業内容

(1)バリアフリー情報共有アプリによる情報発信
874千円(1,404千円)[債務負担行為]
    • 障がい者や高齢者、外国人など、多様なユーザーが旅行時に求める情報を地図上で共有するアプリサービス「Bmaps」※に鳥取県専用ページを設定
    • この専用ページに観光情報、バリアフリー環境整備状況(発着地となる交通拠点、観光施設、宿泊施設等の段差やスロープ等の状況)、UDタクシーを使用したモデルコース等を掲載しPRに活用する。(日本語・英語で作成)
    ※Bmaps:日本財団が(株)ミライロに企画・開発を委託したバリアフリー情報投稿型アプリで、全国で10,300人のユーザーが各地の観光情報等を入手に活用している。
(2)ユニバーサルツーリズム事例創出支援事業
3,888千円(3,888千円)[債務負担行為]
    • 県内にユニバーサル化改修等による経営の成功事例を創出するため、経営コンサルタント・金融機関・ユニバーサル建築等の専門家で構成する「支援チーム」が、ユニバーサル化改修等に意欲のある県内旅館経営者に対して、旅館等のユニバーサル化に取り組む経営メリットや実際に成功している先進事例、スタッフのおもてなし力向上研修、具体的な改修検討案を提示するとともに、事業化に向けて中長期的な経営相談等を行う。
    • この取組による経営改善・お客様の評価等の成果は、県が展開するユニバーサルツーリズム推進における広報に活用する。 
    ※旅館等のユニバーサル化:スロープを設けるなどの物理的なバリア(障壁)の除去だけではなく、上がり框が低めに設けられている、手すりがデザイン性を持たせてあるなど、予め、年齢や障がい等の有無に関わらず、誰もが旅館の雰囲気等を楽しみながら過ごしやすく設計・施工されている施設(客室)にすること
    (役割)
    専門家区分
    役割
    金融機関(委託先)・全体のコーディネート(先進地視察、事業者間調整、改修検討等の調整を委託)
    ・中長期的な資金調達等のアドバイス
    経営コンサルタント適切な改修工事に向けての経営アドバイス
    建築士対象旅館等に合わせた改修工事のアドバイス
    ユニバーサル改修アドバイザー(県外先進地旅館)・実際に改修工事を行って経営改善を実現した実績を活かし、利用者が求めるユニバーサル施設のあり方のアドバイス
    ・スタッフのおもてなし力向上のアドバイス
    ユニバーサルツーリズム推進団体(NPO)高齢・障がい旅行者ツアー催行やアテンドの知見を活かし、利用者が求めるユニバーサル施設のあり方のアドバイス

    ●債務負担行為の設定状況:ユニバーサルツーリズム事例創出支援事業(H30〜31)
    年度
    委託費
    うち債務負担行為額
    平成30年度
    3,888千円
    0千円
    平成31年度
    3,888千円
    3,888千円
    合計
    7,776千円
    3,888千円
(3)SEA TO SUMMIT「パラチャレンジの部」実施事業
1,000千円(1,000千円)
    • 「皆生・大山SEA TO SUMMIT2018」に引き続き、本競技コースとは別に、体力に自身がない方でも参加できるコース「パラチャレンジの部」を設置し、高齢者、障がい者等の希望やアイデアを拾いあげ、「バリアフリー」を謳わない、「バリアアリ」を楽しむ新たな旅のあり方を提案。
    • SEA TO SUMMIT「パラチャレンジの部」を契機として、将来的には、受け地(体験プログラム提供事業者等)の機運醸成、新規メニュー造成につなげ、普段「バリア」と捉えている障がい等による不都合を新しい視点から捉えた鳥取にしかない特徴や魅力を活かしたエコツアーとして提供する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

誰でも楽しめる旅を提供するため、魅力的なユニバーサル観光ルートを設定するとともに、情報発信の充実を図ってきた。

【取組の状況と成果】
●ユニバーサルツーリズムモデルコースの策定等(平成28・29年度)
 観光資源やユニバーサル環境整備状況等を考慮し、旅行会社、障がい者、高齢者団体等の意見を踏まえたモデルコースを設定。
<モデルコース設定実績>東/中/西部の各エリアを巡る1泊2日コース計3コース及びテーマ設定された県内周遊2泊3日コース計4コース

●旅行会社によるツアー造成・販売へのはたらきかけ、 モニターツアー催行(平成28・29年度)
<モニターツアー催行実績>平成28年度6ツアー、平成29年度4ツアー

●ユニバーサルツアーに関する情報発信(平成28・29年度)
ユニバーサル街歩き情報発信誌「てくてく日和」に、モデルコース、モニターツアー状況等を掲載したほか、ユニバーサル観光情報誌「鳥バリ」を制作し関係先に配布

●バリアフリー情報共有アプリに、平成30年11月に80施設のバリアフリー情報等掲載予定
●ユニバーサルツーリズム事例創出支援事業では、宿泊施設のユニバーサル化改修等に意欲のある事業者に対して集中支援を実施している。

これまでの取組に対する評価

●旅行会社催行のモニターツアーでは、使用したUDタクシーの乗降のしやすさや、訪れた観光施設が観覧しやすい環境であったなど、参加者から好評を得た。
●ユニバーサルツーリズム事例創出支援事業で支援している事業者が先進地事例のノウハウを習得し、ユニバーサル化改修等の検討を進めている。

工程表との関連

関連する政策内容

魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信

関連する政策目標

中部地震で落ち込んだ観光需要の回復、観光キャンペーンの展開等による鳥取県の認知度の向上、サイクリング等ニューツーリズムの推進





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,423 5,211 0 0 0 0 0 5,212 0
要求額 5,762 2,881 0 0 0 0 0 0 2,881