これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・共生社会の推進、東京オリパラの開催などを見据え、障がい者、高齢者を主な対象としたユニバーサルは旅行市場においても拡大している。このような背景と本県で採択されたSEA TO SUMMIT宣言における「障がい者や高齢者等の積極的な参画」を進めるため、平成30年度に「皆生SEA TO SUMMIT」に初めてパラチャレンジの部を設け競技を実施した。(招待選手5名、一般参加2名の参加)
・競技の中で、特にハンドバイク(手漕ぎ式自転車)で出場した一般参加者が、斜度10%を超えるヒルクライムも乗り越え、バイク部門(里のステージ)を見事完走した様子は、参加者、見学者の間でも熱い感動を与え、選手御本人に知事特別賞が贈られるなど、大会は盛り上がった。
これまでの取組に対する評価
・平成30年度の開催が、SEA TO SUMMIT他大会にも波及し、皆生・大山大会のあと、妙高・野尻湖大会(新潟・長野)、宮城 加美町大会(宮城)でもパラチャレンジの部が設置されることとなった。
・また、大会に併せて今年度実施の全12大会自治体関係者等が集い、今後のSEATOSUMMITのあり方について協議したSEA TO SUMMITサミットでは、共同宣言に大会への障がい者や高齢者の積極的な参画を推進することが盛り込まれ、SEA TO SUMMIT全体でユニバーサルツーリズム推進を強化することが確認された。