3,000千円
(1)事業の目的
国内外のアーティスト等の移住や関係人口の増加により、鳥取の豊かな自然の中で創作活動を行う「アートピアとっとり」を創造するため、複数の作家やアーティストが居住し、活気ある創作活動が行われることで、新たな人と物の流れを生み出す「工芸・アート村」創出の推進を図る。
西いなば地域(気高町・鹿野町・青谷町)は、豊かな自然や歴史文化など魅力的な地域資源が多く存在しており、アートを活用した地域活性化の取組も盛んに行われている地域でもある。今年夏に予定されている鳥取西道路開通により、京阪神や島根県、米子・境港方面からのアクセスが格段に良くなることを契機として、文化芸術や文化遺産などの地域資源を「西いなば工芸・アート村」として発信することにより、より一層の地域活性化を図る。
(2)事業の内容
アートピアとっとりの創造を目指して、地域の魅力を発掘・発信する取組や、その地域に作家・アーティスト等の移住を促す取組に対して支援を行う。また、その取組を通して、鳥取スタイルの「工芸・アート村」として、全国に発信できる地域の魅力創出や地域活性化の推進を地元市町村と連携し、促進する。
これまでの「大山工芸・アート村(イトナミダイセン)」「西郷工芸・アート村(いなば西郷工芸の郷)」に加え、新たに、西いなば地域で工芸・アート村の事業を実施する。
ア)西いなば工芸・アート村
(鳥取市鹿野町・気高町・青谷町)3,000千円(0千円)
【内容】
鳥取西道路開通を契機として、「鳥の劇場」をはじめとする鹿野エリアの取組を気高エリア、青谷エリアに拡大し、「西いなば工芸・アート村」として、アートによる地域活性化の取組、和紙・陶芸・紙布などの手仕事、遺跡や町並みなどの文化遺産について一元的に県外に発信する。
○浜村温泉湯けむり映画塾・映画祭
○鹿野藝術祭
○しかのアートプロジェクト
○ひおき工芸の郷
※取組に当たっては、青谷上寺地遺跡・青谷横木遺跡をはじめとする多くの遺跡や朱印船貿易を行った亀井茲矩、石工・川六作の石造物などの歴史文化遺産、天然記念物や山陰海岸ジオパークの構成要素をはじめとする自然遺産を活用し、効果的な情報発信を行う。
500千円
(1)事業の目的
平成30年度に「とりぎん文化会館及び周辺エリアの賑わいづくりを考える懇談会」で議論した「とりぎん文化会館に係る賑わいづくりの課題」をより具体的に検証するため、鳥取大学・とりぎん文化会館等と連携してモデル事業を実施する。
(2)事業の内容
<鳥取大学との役割分担>
内容 | 主体 |
(1)問題分析と課題設定 | 鳥取大学 |
(2)予備的実証実験 | 鳥取県 |
(3)課題解決策の検討 | 鳥取大学 |
(4)実証実験 | 鳥取県 |
(5)課題解決案のパネル展示等を通した意見集約 | 鳥取大学 |
⇒ とりぎん文化会館に係る賑わい創出のため、鳥取大学の効果検証を経て、賑わい創出のための方向性を打ち出す。
※(2)予備的実証実験:広場活用に係るソフトのみの実証実験
(例)中庭を使った紙芝居、カフェ 等
※(4)実証実験:予備的実証実験を踏まえ、今後の方向性への議論につながるような一部ハードの改修を伴う実証実験
(例)水路部分を一部埋めたフリーマーケット 等