現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 生活環境部の鳥取県の美しい星空が見える環境の保全と活用事業
平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

鳥取県の美しい星空が見える環境の保全と活用事業

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生活環境部 環境立県推進課 星空環境推進室 

電話番号:0857-26-7409  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 8,586千円 0千円 8,586千円 0.0人
8,586千円 0千円 8,586千円 0.0人

事業費

要求額:8,586千円    財源:単県   追加:8,586千円

事業内容

1 目的

鳥取県星空保全条例(平成30年4月1日施行)推進のため、光害対策の全県的な普及促進、星空保全地域の取組支援と指定地域の拡大、環境教育および星空案内人材の育成を進める。

2 事業内容

(1)移動プラネタリウム導入・活用事業【5,900千円】
  • 雨天・曇天時または時間帯にかかわらない、オールシーズンでの星空保全に係る効果的な教育や観光振興等に繋げるため、移動プラネタリウムを導入する。
  • 機材は希望する団体等へ貸出し、星空保全啓発イベントや観光イベント、社会教育施設での自主イベントや小学校への出前教室等での活用を図る。
    <事業費>
      機材購入(投影機、ドーム、ソフト、モバイルPC)5,400千円
      謝金(県主催の啓発イベント、小学校出前教室等) 500千円
(2)「若者がつくる星取県ネットワーク(仮称)」構築事業
【1,096千円】

<若者がつくる星取県ネットワーク(仮称)構築>
  • 大学天文サークル等と連携し、若者が主体となって星空の普及啓発を行う「若者がつくる星取県ネットワーク(仮称)」を構築し「星取県若者サミット(仮称)」を開催。相互の情報交換やノウハウの共有、交流を通じた活動促進(活性化)及び人材育成につなげる。
    ※高校生ほか県内の星に関心のある若者も幅広く参加したネットワークを構築。
    <事業費>796千円
      参加学生、コーディネーター謝金・旅費(296千円)
      交流カフェ設営等委託(500千円)

<若者の実践活動補助>

  • ネットワーク参加団体が自ら行う能力向上(先進事例調査等)のための取組や地域への啓発活動、環境教育等を実施するための活動費を補助する。
    <事業費>300千円
      「若者☆星取県」実践活動支援補助(上限100千円×3団体・定額)

(3)星空サイエンス教室【1,090千円】

    • 大学や高専と連携し、星空や人工衛星など宇宙科学等に関する関心を高めるための実験・体験教室を行う。
      <事業費>1,000千円
        講師謝金 400千円(100千円×4件)
        広報・会場設営等委託 600千円
      • 県内の理科教員グループが実施する科学教室(県内3か所実施)とタイアップして実験・工作教室を実施する。
        <事業費>90千円
          講師謝金・旅費 90千円
    (4)とっとりの星空環境県民大調査既定予算対応
      • 環境省が夏・冬に実施している「星空観察(肉眼、デジカメによる調査)」も活用し、県のライトダウンキャンペーンとも連動しながら、多くの県民が星空を見上げ関心を高めてもらうとともに、本県の星空の見えやすさの客観データの集積を図る。
        <事業費>110千円
           ・スカイクオリティメーター4台(消耗品)
           ・参加者粗品(消耗品)

      (5)星空スポット(鳥取砂丘)のあんしん整備事業【500千円】
      • 本県を代表する星空スポットである鳥取砂丘で、夜でも安全に星空観察できるよう、砂丘入口に足元灯を整備する。足元灯の側面には「星空スポット」とラッピングし、昼間の観光客にもアピールする。
        <事業費>
          足元灯設置(5基)
          500千円(足元灯製造・設置委託)
    事業
    H31当初
    予算額
    6月補正
    要求額
    【光害対策の推進】
    ○星空に優しい安全なまちづくりLED防犯灯設置等促進事業補助金
    11,000
    【星空保全地域の支援】
    ○星空を活用した星空保全地域振興事業補助金
    ○星空保全地域照明対策事業補助金
    3,000
    2,600
    【普及啓発・雨天曇天時対策】
    ○移動プラネタリウム導入・活用事業
    ○とっとりの星空環境県民大調査
    ○星空スポット(鳥取砂丘)のあんしん整備事業
    5,900
    既定予算
    500
    【環境教育・人材育成】
    星空保全の推進に顕著な功績のあった個人・団体への表彰
    ○星空案内研修会の実施
    「若者がつくる星取県ネットワーク」(仮称)構築事業
    ○星空サイエンス教室
    15
    300
    1,096
    1,090
    16,915
    8,586

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    平成29年11月県議会で「鳥取県星空保全条例」を制定(H30.4.1施行)

    <星空保全地域の指定と地域振興支援>
    ・平成30年4月1日に鳥取市佐治町、6月28日に日南町を星空保全地域に指定、星空保全照明基準を設定。
    ・星空保全地域で実施される地域振興事業を支援。
    ・保全地域の拡大のため市町村や地域団体に出前説明を実施。

    <光害対策の推進>
    ・県政広報や出前説明会により、条例の概要や光害対策について啓発。
    ・星空保全地域で照明基準を満たすために行う屋外照明器具の改修・交換への補助制度を創設。
    ・市町村や自治会等がLED防犯灯を新設・更新する際、光害防止型製品の導入に対して補助。
    ・県自ら率先して取り組むため県有施設における屋外照明器具への「光害防止対策指針」を策定した。

    <星空の説明ができる人材の育成>
    ・星空を案内できる人材を確保・育成するための研修会を企画・開催した。

    これまでの取組に対する評価

    ・鳥取市佐治町では、さじアストロパークの来館者が昨年比21%増(H29年度 18,564人→H30年度 22,419人)。また、夏季シーズンの団体客・旅行代理店からの相談・申込が昨年に比べ1.5倍に増加した。
    ・日南町では、地域指定を記念した星空観察会・条例勉強会を開催し、町の美しい星空環境を町内外にPR。町内の団体が開催した星空撮影会では、県内外から定員を超える多くの参加者が来町し、星空保全地域として認知度が高まった。
    ・鳥取市のさじアストロパークや日南町の井上靖記念館といった星空保全地域のシンボル的な施設で、星空保全照明基準を満たす照明器具への改修が実施された。
    ・LED防犯灯については、これまで新設だけを補助の対象としていたが、更新の場合も補助の対象とし、星空に優しい安全なまちづくりの取組を進めた。本制度を活用し、H30年度末までに新設約340基、更新約2,300基の星空保全型防犯灯が整備された。
    ・宇宙飛行士の山崎直子氏を招いて実施した条例制定1周年記念イベントでは、約400名の県民が参加し、本県の星空の素晴らしさや星空環境を守っていくことの大切さについて考えた。
    ・天体望遠鏡等の貸出を活用し、地域や宿泊施設で様々な星空観察イベントが実施された。
    ・天文関係者向け、一般県民向け、観光・商工事業者向けの研修会をそれぞれ実施し、計73名の参加者が星空案内の意識や技術等を高めた。




    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    追加要求額 8,586 0 0 0 0 0 0 0 8,586
    保留・復活・追加 要求額 8,586 0 0 0 0 0 0 0 8,586
    要求総額 8,586 0 0 0 0 0 0 0 8,586