1 事業概要
埋蔵文化財センター庁舎の清掃、機械警備業務について、施設の維持管理を安定的に継続するため、債務負担行為の活用を図ることで年度内事務手続きの進捗を図る。
2 事業の目的及び効果
業務発注に係る事務手続きについて、業務実施の前年度中から計画的に進めることで、次の具体的効果が得られる。
(1)施設維持管理の安定的継続
年度間の業者交代をスムーズに行うことができ、業務の質の安定が確保され、健全な施設の保持が図られる
(2)受注者の雇用の安定
業務開始までに時間的余裕を持って業務が受注できることで、計画的に安定した雇用の確保ができる
(3)職員の働き方改革
年度当初の繁忙期における業務の分散を図ることで、無理無駄を極力排除する職員の働き方改革に繋がる
3 債務負担行為設定期間
令和2年4月1日から令和3年3月31日まで(1年間)
4 事業別内訳
庁舎清掃 1,081千円(本所)
機械警備 529千円(本所、積善分館、秋里分室、美和分室)
※埋蔵文化財センター単独での発注は今回を最終とし、令和3年4月以降は営繕課が行う複数年まとめ発注へ移行する予定。
5 スケジュール
令和2年1月 入札準備
令和2年2月 契約締結
令和2年3月 準備期間
令和2年4月 業務実施
6 参考
従前、埋蔵文化財センター単独で複数年契約の発注を行ってきた次の業務は、営繕課が令和2年度から行うまとめ発注へ移行する。(令和2〜令和4年度の債務負担行為で営繕課が11月補正要求中)
- 自家用電気工作物保安管理
- 消防用設備保守点検
- 空調設備保守点検
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
埋蔵文化財センターとして、分散している施設管理業務のまとめ発注に取り組み、債務負担行為を活用した円滑かつ効率的な施設管理に努めてきた。
これまでの取組に対する評価
債務負担行為を活用した複数年契約の締結によって、次の具体的効果が得られた。
(1)施設の維持管理の質の安定
(2)雇用の安定
(3)コスト削減