現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 生活環境部の島根原子力発電所に係る環境放射能等モニタリング事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:防災費 目:防災総務費
事業名:

島根原子力発電所に係る環境放射能等モニタリング事業

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生活環境部 原子力環境センター  

電話番号:0857-26-7206  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 56,215千円 19,845千円 76,060千円 2.5人 1.0人 0.0人
30年度当初予算額 124,247千円 19,863千円 144,110千円 2.5人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:56,215千円  (前年度予算額 124,247千円)  財源:国10/10 

事業内容

1 事業概要

島根原子力発電所に係る環境放射能モニタリングの拠点施設である原子力環境センターにて、島根原子力発電所30km圏内の環境放射能の平常時モニタリングを行う。

     また、原子力環境センター職員の資質向上のため、各種研修等に派遣する。

2 原子力環境センターの概要

所在地県衛生環境研究所敷地内(東伯郡湯梨浜町南谷)
構造・規模鉄筋コンクリート造2階建(一部3階)約1,000平方メートル
耐震重要度係数1.5(大地震後でも大きな補修することなく建物を使用できるレベル)
主な機器・ゲルマニウム半導体分析装置
 試料中に含まれる放射性物質の核種分析装置
・トリチウム分析装置
 原子力発電所の排水や排ガス蒸気に含まれる放射性 物質ト リチウムを分析する。
・ストロンチウム分析装置
 体内に取り込まれやすい健康影響が大きいと言われるストロンチウムを分析する。



3  島根原子力発電所に係るモニタリング業務

島根原子力発電所30km圏内平常時モニタリング
                        【要求額:5,372千円】
(目的)
     県民の安全を守るため、島根原子力発電所に起因する放射性物質による環境への影響及び住民の線量等の推定、評価を行うため毎年度測定計画を定めて調査を行う。
測定対象物)
    空間線量、浮遊じん、陸水(水道、原水等)、海水、植物 等
(測定項目)
    線量率、 放射性核種(セシウム137、ヨウ素131等) 等
(測定機器)
    ゲルマニウム半導体分析装置、トリチウム分析装置 等
        
                                  (単位:千円)
用途
金額
医薬材料費等試料分析に要する医薬材料
2,490
環境試料採取委託海水採取
311
報酬等非常勤職員1名
2,571
5,372

4 センター職員に係る人材育成

人材育成
                        【要求額:2,306千円】
     原子力環境センター職員の資質向上のため、(公財)日本分析センターで実施される研修に参加し、放射能測定に関する最新の知見や技術の習熟に努める。
     また原子力施設等立地県及び隣接県との情報交換会へ参加し、相互の課題を共有し、対応・課題解決につなげる。

5 センター内の機器等に係る機器整備・管理運営費

(1)原子力環境センターの機器整備
                      【要求額:37,010千円】 
                        (単位:千円)
整備機器
用途
金額
In-Situ ゲルマニウム半導体核種分析装置野外での放射性核種の迅速分析
36,578
携帯型pHメータpH値の測定
124
カラムスタンド操作の効率化
308
37,010
    (2)センター管理運営費(機器保守、設備保守)
                          【要求額:11,527千円】
                                    (単位:千円)
要求項目
対象
金額
機器精度管理に係る委託費積算線量計など
909
機器の保守に係る委託費液体シンチレーションなど
4,565
設備の保守に係る委託費スクラバー点検など
5,107
センター光熱水費等
863
パソコンリース代等
83
11,527


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○平成24年10月に原子力災害対策指針でUPZ(緊急時防護措置準備区域:概ね30km)が定められ、その区域内に境港市及び米子市の一部が入ることなった。
○そのため、緊急時に備えて島根原子力発電所に係る平常時からの放射能モニタリングが必要となり、放射能モニタリング業務の拠点として、原子力環境センターを平成25年度から設計、建築施工に入り29年度に完成。

○これまで、建設と同時に必要な機器整備を進め、平常時モニタリングを実施してきたところ。

これまでの取組に対する評価

○センター完成及び機器の整備に伴い、測定体制が整ったことから、緊急時に備えて、平常時のデータ蓄積を諮っており、県民の安全・安心に資する事業と考える。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 124,247 124,241 0 0 0 0 0 6 0
要求額 56,215 56,209 0 0 0 0 0 6 0