現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 生活環境部の廃棄物再生材の環境安全性に関する迅速試験の開発 
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

廃棄物再生材の環境安全性に関する迅速試験の開発 

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生活環境部 衛生環境研究所 水環境対策チーム 

電話番号:0858-35-5417  E-mail:eiseikenkyu@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 1,452千円 4,763千円 6,215千円 0.6人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 1,402千円 7,151千円 8,553千円 0.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,452千円  (前年度予算額 1,402千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の内容

廃棄物を再生したリサイクル製品について、環境安全性に関する迅速試験法を開発することを目的として、次の研究を行う。

    (1)原材料の迅速な選別技術の開発

    (2)製品の品質管理のための迅速な溶出試験方法の開発

2 事業の必要性

(1)循環型社会の構築のためには廃棄物のリサイクル製品の利用促進が不可欠である。
(2)リサイクル製品の安全・安心の確保のためには、製品の環境安全性の確認が重要である。

(3)このためリサイクル製品の原材料や製品について、製造現場で試験検査を行うことが重要となり、より迅速で簡易な試験方法が不可欠と考えられる。

3 事業の効果

(1)リサイクル製品の環境安全性の確認により、製品の安全・安心の確保につながる。
(2)産業廃棄物の受入検査、有害廃棄物の無害化処理の確認検査等への応用により、廃棄物の適正処理による環境保全、公衆衛生の向上に寄与する。

4 平成31年度要求額の内訳

(単位:千円)

内訳

要求額

 学会等旅費、役務費

 381

 試験に要する医薬材料・消耗品費

1,071

合計

1,452

5 事業期間及び経費

(単位:千円)

年度

内容

事業費

H29

・蛍光X線分析等を利用した分析法の検討

・原材料の選別技術の開発


1,097

H30

・蛍光X線分析等による水溶液の迅速検査法の 開発

・蛍光X分析による廃棄物の分析法


1,402

H31

・蛍光X線分析等を用いた溶出試験方法の確立

・実試料への適用


1,452

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)循環型社会の構築のためにはリサイクル製品の利用促進が不可欠であり、リサイクル製品の安全・安心の確保のためには、製品の環境安全性に関する品質の確認が重要となる。
(2)平成28年度までの調査研究により、迅速な溶出試験について研究を行い、溶出時間を短縮(6時間→10分程度)する方法について成果を得た。
(3)平成29年度からの研究により、蛍光X線分析等を利用した原材料の選別方法の検討、処分場における受け入れ検査方法の検討を行い、一連の検査フローを構築した。また、汚染土壌の現場調査方法への応用を検討した。

これまでの取組に対する評価

これまでの研究成果を基に、X線分析法等の分析方法との組み合わせにより、溶出試験等における溶液試料についてのより迅速かつ簡易な判定方法を確立することが必要である。

工程表との関連

関連する政策内容

環境の保全・再生と活用に関する調査研究

関連する政策目標

廃棄物のリサイクルに資する研究の実施





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,402 0 0 0 0 0 0 0 1,402
要求額 1,452 0 0 0 0 0 0 0 1,452