現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 観光交流局のシンガポール市場誘客事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

シンガポール市場誘客事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

観光交流局 観光戦略課 国際観光誘客室 

電話番号:0857-26-7629  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 11,000千円 7,938千円 18,938千円 1.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 9,000千円 7,945千円 16,945千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,000千円  (前年度予算額 9,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

 近年、訪日客数が増加し続けているシンガポールは、富裕層が多く、訪日リピーターの非常に多い市場であり(平成28年72.5%)、東京、大阪、京都といった、いわゆる「ゴールデンルート」の次の目的地を求めている旅行者が非常に多い。

     砂丘、大山といった「美しい自然」、カニ、梨などの「美味しい食」、さらには「まんが王国」といった、シンガポールの旅行客に響く素材を前面に押し出して、シンガポールからの誘客を強化する。

2 事業概要

(1)本県への誘客で連携している旅行社との取組 (要求額:2,000千円)

誘客で連携している旅行社と共同で観光情報説明会を開催し、ゴールデンルートの次の目的地を探している訪日リピーターの獲得を目指すと共に、一般市民を対象とした旅行博覧会に出展し、さらなる鳥取県の知名度アップを図る。また、2年前から行っている、シンガポールツアー客と地元との交流事業を継続発展させ、鳥取県ならではの誘客の取組を進める。

(2)メディア説明会等の実施 (要求額:4,000千円)
2年前からのプロモーション成果が出始め、鳥取県の知名度が上がってきている中、30年秋から年末にかけてSONYシンガポールによる鳥取県の大型キャンペーンが実施され、本県のシンガポールプロモーションは大きく前進することになった。31年度はメディア向け説明会等を実施することで、更に同地での継続的な鳥取県の知名度向上を図る。

(3)シンガポール人に響く情報発信 (要求額:3,000千円)
30年度から開設したシンガポールにおける本県公式SNSでの情報発信を継続させるとともに、訴求力のあるメディアやブロガーを招聘し、シンガポール人目線での情報発信を強化する。

(4)旅行社等視察ツアーの実施 (要求額:2,000千円)
シンガポールでの本県の知名度向上に比例し、シンガポールのローカル旅行社との接点が増えてきている。ゴールデンルートツアーに鳥取県を組み込んでいただく形を中心に、様々なニーズに対応したツアー造成を促進する。

3 予算要求額

11,000千円

4 事業内訳

(単位:千円)
区分
内容
要求額
本県への誘客で連携している旅行社との取組
2,000
(1,600)
現地での市民向け説明会等の実施、シンガポール旅行博への出展など
1,500
(1,100)
シンガポールからのツアー等を活用した地元交流に係る取組
500
(500)
メディア説明会等の実施
4,000
(0)
 現地メディア向け鳥取県観光説明会の実施
4,000
(0)
シンガポール人に響く情報発信
3,000
(3,500)
Facebookの運営、素材収集
3,000
(3,500)
旅行社等視察ツアーの実施
2,000
(2,000)
東京都との連携による取組
0
(600)
シンガポールメディア等招聘事業(モニターツアー)の実施
0
(600)
合 計
11,000
(9,000)


    <参考1> 
    シンガポールからの訪日外客数(括弧内は対前年比伸率)
    平成26年:227,962人 (20.4%)
    平成27年:308,783人 (35.5%) 
    平成28年:361,804人 (17.2%)
    平成29年:404,100人 (11.7%) 

    <参考2> 
    シンガポールから鳥取県への宿泊者数
    平成26年:430人
    平成27年:370人
    平成28年:770人
    平成29年:780人

    平成29年1月〜8月:320人
    平成30年1月〜8月:720人 【前年同時期125%増】


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〇現地の有力旅行会社と連携し、特長のある富裕層向けツアーの造成を働きかけ、人気のプログラムとして定着させた。
〇カジュアル層や個人旅行者に強い現地旅行会社と連携し、シンガポール最大の旅行博覧会への出展を行うとともに販売スタッフに向けた鳥取県観光情報説明会を実施し、ツアー造成を働きかけるとともに旅行会社の鳥取県商品販売力強化を行った。
〇中国5県及び単県での現地副知事プロモーションを実施し、シンガポールの有力旅行会社及びメディアが一堂に会する場で鳥取県のPRを行った。
〇副知事プロモーションの成果として、ソニーシンガポールとタイアップして安価で同地で大規模に鳥取県のプロモーションを打つことに成功した。
〇SNSを活用し、シンガポール人目線でのカジュアルな情報発信を行い、ファン数の拡大につながった。
〇定期的にシンガポールの旅行会社へ鳥取県の売り込みを行うとともに必要な情報を提供する等のフォローを行うことで、鳥取県の旅行商品造成やPRサポートにつなげた。

これまでの取組に対する評価

〇単に観光地をめぐるだけではない、交流や体験を含む新しい旅行及び鳥取県自体の魅力をPRすることで、個性的な旅行商品の造成や訪問者の満足につながっている。
〇旅行会社やメディア、クリエイター等との強固なネットワークができており、今後の事業展開の礎ができている。
〇カジュアル層及び個人旅行者に強い旅行会社と連携し、現地最大の旅行博覧会に出展することで、同地での鳥取県の認知度が向上し、また一般消費者のニーズ収集を行うことができている。また、旅行会社への鳥取県観光情報説明会を行うことで、鳥取県が独自で行うだけでなく旅行会社経由での鳥取県PRや鳥取県の旅行商品の販売力向上につながっている。
〇現地での副知事プロモーションを行い有力旅行会社及びメディアが一堂に会する中で鳥取県のPRを行うことで、具体的な企業タイアップによるシンガポールでの大規模PRの実施に繋げることに成功した。
〇SNSを活用し、時宜を得た鳥取県の魅力発信を行うことで、着実に鳥取県のファンを増やすことができている。
〇旅行会社等への売り込みやフォローをきめ細やかに行うことで、鳥取県の認知度向上や鳥取県商品の販売力強化につながっている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 9,000 0 0 0 0 0 0 0 9,000
要求額 11,000 0 0 0 0 0 0 0 11,000