事業概要
【青少年文化公演団受入事業】
姉妹提携を締結した米国バーモント州との交流をより幅広いものとするため、同州の青少年文化公演団「Young Tradition Vermont」を受入れて県内で公演を開催する。受入期間中には、高校訪問など県民と交流する機会を設け、県民のバーモント州に対する親近感を醸成する。加えて、県内高校生の英語学習へのモチベーション向上を図る一方、音楽というノンバーバルなコンテンツを媒介とすることで共感の輪を広げ、もって異文化理解の増進に役立てようとするもの。
【姉妹校提携に係る協議】
バーモント州・エセックス高校(Essex Senior High School) と県内高校(鳥取商業高校)が、来年度姉妹校提携を計画しており、隔年で生徒の派遣と受入を交互に行っていく予定で、来年度は相手側からの受入れを予定していて、平成32年度には派遣を計画しているところ。
このことについて、派遣の事前協議及び学校視察のため来年度同校教員の訪米を補助するもの。
事業の背景
米国バーモント州と本県は2018年に「姉妹提携協定書」を取り交わし、従来行ってきた青少年交流や大学間の相互交流を更に拡大し、教育や文化芸術などの幅広い分野についても交流を促進していくことで合意したところ。
【これまでの交流内容】
〇鳥取県・バーモント州姉妹提携記念事業(2018年)
・州政府議事堂で姉妹提携の記念式典の実施。両知事が姉妹提携協定書に調印
・知事団、協議団及び文化交流団を派遣し、学校間交流や病院間交流についての交流協議を行ったほか、現地で日本の伝統文化に関するワークショップを行うと共に、鳥取県のPRを行った。
○鳥取県・バーモント州青少年交流(国際交流財団委託事業)
(2008〜/派遣9回、受入6回)
受入時期: 4月 派遣時期: 10月
(主な交流内容)
・環境に関するフィールドワーク
・高校の授業参加、ホームステイ
・相互の知事表敬、地元の大学視察等
《その他交流実績》
○ バーモント青少年公演団受入れ(2017年)
→ 文化交流の一環として、「Young Tradition Vermont」を受入れ、県
総合芸術文化祭(とりアート)で公演したほか、県内高校生と音楽を
通じた交流を行った。
○ 鳥取大学医学部、バーモント大学部医学部交流
(2008年に学術交流協定を締結)
→ 2005年以来、両大学間で相互に医学研修を実施。
○ 鳥取環境大学とミドルベリー大学との交流
(2012年に学生交流実施について合意)
→ミドルベリー大学日本校に留学中の生徒が来県し、環境関係のフィールドワークなどを通して毎年交流している。
○ バーモント州で本県伝統工芸体験教室を開催(2009年)
→ 因州和紙のちぎり絵や折り紙、竹細工の体験教室を実施
○ 「バーリントン太鼓」の米子がいな祭参加(2002年)
→ バーモント州バーリントン市の和太鼓グループとの交流。財団主催で「バーモントを知る会」「日米和太鼓交流」も同時開催。
事業内容
(1)バーモント州青少年文化公演団受入れ
(ア) 時期 未定
(イ) 内容 ・県内で開催される文化イベントでのパフォーマンス披露
・県内高校生との交流(音楽交流、英会話)
(ウ) 受入規模
バーモント州青少年公演団
(Young Tradition Vermont )団員20名
(エ) 費用負担
鳥取までの交通費 >>> 公演団負担
県内での宿泊費、食費、交通費(車両借上料)
>>> 鳥取県負担
(オ) 負担費用内訳(標準事務費外)
受入に係る県内旅行業者への委託費 1,892千円
<積算根拠>
・県内移動に係る車両借上代金
100千円(中型バス)×5日 = 500千円
・宿泊費(随行県職員2名含)
8,200円×22名 ×5泊=902千円
・ 昼食 (随行県職員2名含)
1,000円×22名 ×4日= 88千円
・夕食 (随行県職員2名含)
2,000円×22名 ×3日= 132千円
・歓送迎会
5,000円×27名 ×2日= 270千円
(2)鳥取県・バーモント州高校との姉妹提携事業
(ア) 時期 未定
(イ) 内容 ・県内の高校とバーモント州内の高校との姉妹校提携により、青少年交流及び教育交流を進める為の交流協議実施を補助するもの。
(ウ) 派遣 県立高校(鳥取商業高校)教員 1名
交流推進課1名
(エ) 費用 委託料 (630千円)
【積算根拠】
・往復航空券代金 (鳥取 ⇔ バーリントン)
250千円 × 2名 = 500千円
・宿泊費 15千円×2 (泊) ×2人=60千円
・現地車両借上料 = 70千円
※訪問先の実情に鑑み現地での車両手配は必須。
航空券や宿泊と一括で旅行業者に手配委託して経費節減、業務効率向上を図るもの。
【参考:その他バーモント交流関連事業】
●鳥取県バーモント州青少年相互派遣事業 =県国際交流財団補助事業
(ア) 時期 (受入)4月 (派遣)10月
(イ) 内容 ・環境に関するフィールドワーク
・高校の授業参加、ホームステイ
・相互の知事表敬、地元の大学視察等
※国際交流財団補助事業で別途予算要求(補助率10/10)
※従来派遣者負担は無かったが、来年度事業から派遣者に参加費を求める予定(一人当たり5万円前後。但し家庭ごとの経済状況を考慮し一律にしない)。
5 | 県民の国際理解推進事業
(補助率10/10(バーモント州交流) |
(8,369) 7,739 | (8,369)7,739 | ・米国バーモント州との
青少年交流事業 |