事業名:
ロシア極東地域交流推進事業
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観光交流局 交流推進課 ロシア交流担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
31年度当初予算要求額 |
3,180千円 |
15,876千円 |
19,056千円 |
2.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
30年度当初予算額 |
1,175千円 |
15,890千円 |
17,065千円 |
2.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:3,180千円 (前年度予算額 1,175千円) 財源:単県
事業内容
1.事業概要
ロシア極東地域との友好交流関係を発展させるため、(1)青少年交流、(2)交流地域での鳥取県PR、(3)県内でのロシア紹介講座を柱とする交流事業を実施する。
2.事業目的
これまで、当該事業により、県内とロシア極東地域に様々な分野で「顔の見える交流相手」が増え、本県は、日ロ交流が最も盛んな地域と評されるようになった。今後、観光交流の推進・環日本海定期貨客船航路活用等による県内経済の活性化等の具体的な成果に結びつけていくため、基盤となる交流人口を増やす取組を継続して実施する。
3.事業内容
以下(1)から(3)までの要求合計額(標準事務費以外のみ)3,180千円
(30年度予算額1,175千円)
(1)青少年交流
ア.ロシア極東囲碁交流団の受入れ
時期 | 2019年8〜9月頃(4泊5日程度) |
内容 | 囲碁の交流対局、囲碁講習会、両地域の文化紹介等 |
人数 | 10名程度 |
費用
負担 | 【ロシア側】渡航費
【鳥取県】滞在費・・・標準事務費 |
H30 | 【派遣】2018年6月、鳥取県囲碁連盟有段者及び県在住プロ棋士の計5名をウラジオストク市に派遣。現地で沿海地方囲碁連盟25名と交流対局及び交流会を実施。 |
イ.沿海地方青少年環境交流団の受入れ
時期 | 2019年7〜8月頃(4泊5日程度) |
内容 | 環境保全活動の相互発表、エコツーリズム体験、自然保護地区視察、相互の文化紹介等。パルチザンスク市の環境学習団の学生を想定。 |
人数 | 10名程度 |
費用
負担 | 【ロシア側】渡航費
【鳥取県】滞在費・・・標準事務費 |
H30 | 【派遣】2018年8月、修立こどもエコクラブ6名(小学生・中学生・保護者)をパルチザンスク市に派遣。現地で同世代の学生等と環境学習・相互発表等を実施。 |
ウ.鳥取県青少年柔道交流団の沿海地方派遣
時期 | 2019年8〜9月頃(4泊5日程度) |
場所 | 沿海地方ウラジオストク市 |
内容 | 柔道の交流試合、合同練習、両地域の文化紹介等 |
人数 | 12名程度(青少年柔道選手10名、指導者2名) |
費用
負担 | 【ロシア側】滞在費・会場使用料
【県】渡航費(特別旅費) |
H30 | 【受入れ】2018年8月、ロシア沿海地方青少年柔道交流団12名(小学生から高校生相当)受入れ。鳥取市武道館で同世代・同階級の選手と親善試合・合同練習を実施。 |
エ.ロシア極東地域日本語履修者交流団の鳥取県訪問
時期 | 2019年7月頃(4泊5日程度) |
内容 | 将来の鳥取県サポーターを育成するため、ロシア極東地域で日本語を履修し、かつ日本への関心が高い青少年(39歳まで)を招聘。ロシア極東市場に係る意見聴取(マーケットリサーチへの協力)、県内大学生等との交流、県内視察、文化体験等を実施。 |
人数 | 7名(【沿海地方】極東連邦大学、ウラジオストク国立経済サービス大学、海洋国立大学、日本センター等【ハバロフスク地方】極東国立人文大学、ハバロフスク国立経済法律アカデミー、日本センター等) |
費用
負担 | 【ロシア側】渡航費及び県内食事代
【県】県内滞在費(食事代除く)・・・標準事務費 |
H30 | 【受入れ】H30年度は未実施。H29年度は、2018年2月、大学生及び若手社会人ら8名(沿海地方5名、ハバロフスク地方3名)来県。地域住民との交流、文化体験等を実施。 |
(2)鳥取県文化デイズ
時期 | 2019年10月頃(4泊5日) |
場所 | 沿海地方又はハバロフスク地方(想定) |
内容 | 「鳥取の文化」をテーマに、少人数(3〜5名)で公演・展示会・ワークショップを開催。(想定:郷土芸能又はマンガ) |
費用
負担 | 【ロシア側】会場使用料・広報費
【県】渡航費及び滞在費(特別旅費)・報償費 |
(3)国際交流員によるロシア講座及び交流会
時期 | 2019年6月予定 |
内容 | 県内各所で、ロシアに興味のある方を対象に、ロシア人国際交流員によるロシア関係講座を実施(過去の実績:ロシアの歴史・習慣・文化・教育・ロシア語・料理・手芸)。また、今後のロシア交流に関し意見交換する。 |
費用
負担 | 【県】国際交流員の県内旅費(費用弁償)・・・標準事務費 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)沿海地方とは、1991年10月の友好交流の覚書締結以降、スポーツ・文化・青少年学習分野を中心に交流を継続している。特に2009年の環日本海航路定期客船の就航以降、両地域の交流は飛躍的に拡大し、2010年5月に友好交流・協力協定を締結した。これまで鳥取週間事業(2009年9月、2016年2月)、ウラジオストク市150周年記念行事への出席(2010年7月)、両地域の友好交流20周年事業(2011年9月)、25周年事業(2016年8月、11月)といった大型行事を始め、本年度についてもスポーツ・文化・青少年・学術・経済等の幅広い分野での交流事業を実施している。
(2)ハバロフスク地方は極東地域の政治の拠点であり、環日本海定期貨客船航路とシベリア鉄道の連結による物流ネットワークの確立を目指すことを念頭に、2010年11月に友好交流に関する共同声明を締結した。その後、鳥取県農産物展示会等の開催(2010年12月)、第5回シベリア・極東地域国際社会福祉フォーラムへの出席(2011年6月)、鳥取県写真展&民工芸品展の開催(2011年6月)、「第1回国際儀仗隊フェスティバル」への鳥取商業高校吹奏楽部の参加(2011年10月)、第14回ハバロフスク国際見本市への出展(2012年9月)を実施するとともに、環日本海航路定期貨客船を利用した鳥取県産農産物の輸出販売等を行っている。2014年3月、2016年9・10月、2018年3月に鳥取県文化デイズを実施し、地道に交流の裾野を拡げている。
(3)平成23年度事業棚卸しの結果を踏まえ、県民向けのロシア紹介事業(ロシア人国際交流員によるロシア文化講座等)を実施している。
これまでの取組に対する評価
(1)左欄の取組により、沿海地方における鳥取県の認知度は非常に高くなっており、更に幅広い分野での交流が発展するための基盤は確立されつつある。この状態を維持・発展しつつ、アジア太平洋地域への玄関口として役割が拡大している沿海地方との更なる関係強化が必要。
(2)ハバロフスク地方においては、左欄の取組を実施しており、いずれの行事についても参加した日露双方の関係者の評価は高いが、両地域の交流の歴史がまだ長くないこともあり、鳥取県の認知度は徐々に浸透している段階である。
(3)県民向けのロシア紹介事業を実施したことで、県内におけるロシア極東地域に対する認知度は徐々に高まっている。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,175 |
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0 |
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1,175 |
要求額 |
3,180 |
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0 |
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3,180 |