1 調整理由等
【財政課長整理結果】5,000千円 (H30当初:9,000千円)
シンガポールについては昨今の日本ブームで訪日旅行市場がかなり有望な市場であること、またアジアの経済及びトレンドのけん引役的な役割を担っており、鳥取県のインバウンドターゲット市場として非常に重要である。
現在の査定内容では、シンガポールからの誘客施策は実施困難であるため、以下の理由により必要経費を復活要求するもの。
(1)本県への誘客で連携している旅行社との取組 (要求額:1,000千円)
誘客で連携している旅行社と共同で観光情報説明会を開催し、ゴールデンルートの次の目的地を探している訪日リピーターの獲得を目指すと共に、一般市民を対象とした旅行博覧会に出展し、さらなる鳥取県の知名度アップを図る。また、2年前から行っている、シンガポールツアー客と地元との交流事業を継続発展させ、鳥取県ならではの誘客の取組を進める。
(2)メディア説明会等の実施 (要求額:1,500千円)
2年前からのプロモーション成果が出始め、鳥取県の知名度が上がってきている中、30年秋から年末にかけてSONYシンガポールによる鳥取県の大型キャンペーンが実施され、本県のシンガポールプロモーションは大きく前進することになった。31年度はメディア向け説明会等を実施することで、更に同地での継続的な鳥取県の知名度向上を図る。
(3)シンガポール人に響く情報発信 (要求額:1,000千円)
30年度から開設したシンガポールにおける本県公式SNSでの情報発信を継続させるとともに、訴求力のあるメディアやブロガーを招聘し、シンガポール人目線での情報発信を強化する。
(4)旅行社等視察ツアーの実施 (要求額:1,000千円)
シンガポールでの本県の知名度向上に比例し、シンガポールのローカル旅行社との接点が増えてきている。ゴールデンルートツアーに鳥取県を組み込んでいただく形を中心に、様々なニーズに対応したツアー造成を促進する。
2 予算要求額
4,500千円
(単位:千円)
H30
当初 | H31
一般要求 | 財政課長
整理案A | 調整要求B | A+B |
9,000 | 11,000 | 5,000 | 4,500 | 9,500 |
3 事業内訳(調整要求後予算額)
(単位:千円)
区分 | 内容 | 要求額 |
本県への誘客で連携している旅行社との取組
(調整要求:1,000千円) | 2,000
(1,600) |
| 現地での市民向け説明会等の実施、シンガポール旅行博への出展など | 1,500
(1,100) |
| シンガポールからのツアー等を活用した地元交流に係る取組 | 500
(500) |
メディア説明会等の実施
(調整要求:1,500千円) | 2,500
(0) |
| 現地メディア向け鳥取県観光説明会の実施 | 2,500
(0) |
シンガポール人に響く情報発信
(調整要求:1,000千円) | 3,000
(3,500) |
| Facebookの運営、素材収集 | 3,000
(3,500) |
旅行社等視察ツアーの実施
(調整要求:1,000千円) | 2,000
(2,000) |
東京都との連携による取組 | 0
(600) |
| シンガポールメディア等招聘事業(モニターツアー)の実施 | 0
(600) |
合 計 | 9,500
(9,000) |
4 参考情報
<参考1>
シンガポールからの訪日外客数(括弧内は対前年比伸率)
平成26年:227,962人 (20.4%)
平成27年:308,783人 (35.5%)
平成28年:361,804人 (17.2%)
平成29年:404,100人 (11.7%)
<参考2>
シンガポールから鳥取県への宿泊者数
平成26年:430人
平成27年:370人
平成28年:770人
平成29年:780人
平成29年1月〜8月:320人
平成30年1月〜9月:720人 【前年同時期125%増】