これまでの取組と成果
これまでの取組状況
■アートを活用したまちづくり事業(旧アートを活かした地域活性化事業)
・平成24年度から鳥取県アーティストリゾート推進組織育成事業により、アートを使った地域活性化、アーティストの移住を目指す地域団体の取組を支援してきた。
・平成26・27年度には「鳥取藝住祭」を開催し、県内全域の様々な地域でアートを使った地域活性化、アーティストの移住を目指す地域団体の取組が行われるようになり、県外にもこの取組が知られるようになった。
○平成28年度以降は、本県の魅力ある制作環境を活かしながら文化芸術活動を行う地域づくり団体等の取組を支援している。
■工芸・アート村推進事業
・複数の作家やアーティストが居住し、活気ある創作活動が行われることで新たな人と物の流れを生み出す「工芸・アート村」の創出・推進を図る地元団体の取組を支援しており、これまでに鳥取市河原町西郷地区、鳥取市鹿野町、大山町に工芸・アート村が誕生している。
■舞台芸術拠点創造事業
・鳥の演劇祭は、平成20年度の第1回を皮切りに、平成30年度で第11回目を迎えた。平成30年度は、鳥の劇場と地元まちづくり団体等が連携して実施する「鳥の劇場11」の開催及び県内の小・中学校と高校における演劇の表現力を学ぶワークショップ(授業)の開催等を実施している。
これまでの取組に対する評価
■アートを活用したまちづくり事業(旧アートを活かした地域活性化事業)
・文化芸術活動を通しての県内外の交流の切っ掛けとなり地域活性化に寄与するとともに、クリエイティブ人材の来県が盛んになり、交流人口の増加に寄与している。
■工芸・アート村推進事業
・鳥取市西郷地区では、若手陶芸作家が移住し、地元が一体になって盛り上がりを見せている。大山町では、年間を通して、ワークショップ等のイベントを開催し、アーティスト受入体制の整備を行っており、若手のクリエイティブ人材が集まる様相を見せている。
■舞台芸術拠点創造事業
・鳥の演劇祭は、NPO法人鳥の劇場と地元まちづくり団体等が一丸となって地域活性化に寄与している。また、県民が国内外の優れた作品を身近な場所で鑑賞できる貴重な機会となるとともに、「週末だけのまちのみせ」や「わったいな祭」との相乗効果により、舞台芸術を通した文化芸術の拠点として県内外に広くPRできた。