現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 地域振興部の公立大学法人公立鳥取環境大学運営費交付金等事業
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

公立大学法人公立鳥取環境大学運営費交付金等事業

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地域振興部 教育・学術振興課 高等教育・学術振興担当 

電話番号:0857-26-7824  E-mail:kyoikugakujyutsu@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算要求額 535,209千円 7,938千円 535,209千円 1.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 517,579千円 13,507千円 531,086千円 1.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:535,209千円  (前年度予算額 517,579千円)  財源:単県 

事業内容

公立大学法人公立鳥取環境大学運営費交付金


    1 事業内容

    公立大学法人公立鳥取環境大学の運営に必要となる経費の一部について、運営費交付金として交付する。

    【根拠法令】
    ○地方独立行政法人法第42条
    設立団体は、地方独立行政法人に対し、その業務の財源に宛てるために必要な金額の全部または一部に相当する金額を交付することができる。

    2 運営費交付金の積算方法

    (1)運営費交付金(通常分)
    大学を適切に運営するための基本となる経費(人件費、教育研究経費、管理経費)
    ※通常分の運営費交付金は、特段の事情がない限り、毎年度、原則、同額とする。
    <積算方法>
    標準支出額−標準収入額

    (2)運営費交付金(特別分)
    退職金や大学運営を行う上で臨時的に必要な経費(機器の整備等)
    <積算方法>
    所要額の積み上げ

    (3)施設整備補助金
    大学施設の大規模修繕経費(1件5,000千円以上)
    <積算方法>
    所要経費の積み上げ

    ※(1)+(2)+(3)の額は、地方交付税措置見込額以内とする。

    3 所要額

    要求総額 534,875千円(517,245千円)

    (1)運営費交付金・施設整備費補助金
      1,068,751千円×1/2=534,375千円(516,745千円)
      ※県、鳥取市折半
    (内訳)
    H31要求額
    H30予算額
    標準分
    427,298
    437,880
    特別分(臨時的経費)
    57,717
    28,650
    特別分(退職金)
    3,267
    6,006
    施設整備補助金
    46,093
    44,209

    (2)標準事務費
      500千円(500千円)

新生公立鳥取環境大学運営協議会運営事業


1 目的

公立大学法人公立鳥取環境大学の設立団体に係る事務を共同で管理・執行し、またはこれらの事務の管理・執行について相互に連絡調整を図ることを目的に、鳥取県と鳥取市が共同して「新生公立鳥取環境大学運営協議会」及び「公立大学法人公立鳥取環境大学評価委員会」を設置・運営する。

2 事業内容

新生公立鳥取環境大学に係る評価委員会、その他協議会の運営に要する経費
(県と鳥取市が所要額のそれぞれ1/2を負担金として支出)

3 所要経費

668千円
うち県負担額 668千円×1/2 = 334千円(334千円)
※年度ごとの執行残額は、不用額として県・市に返還


【評価委員会】(4回開催想定)

○平成31年5月
・公立鳥取環境大学の現状調査(現地視察、学生・教員との意見交換等)

○平成31年7月(2回)
・大学の30年度業務実績評価(大学からのヒアリング)
・大学の30年度業務実績評価(報告書まとめ)

○平成31年11月
・上半期の大学業務の実施状況ヒアリング

【運営協議会】(2回開催想定)
○平成31年8月
・公立鳥取環境大学の30年度業務実績評価の報告、財務諸表及び剰余金の使途の承認

○平成32年1月
・32年度運営協議会予算、公立鳥取環境大学運営費交付金予算の承認


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(運営費交付金)
 平成29年度に、公立鳥取環境大学に対し、設立団体である県と鳥取市は、大学の運営に必要となる経費の一部として、運営費交付金、施設整備費補助金を交付。

(運営協議会)
 平成29年度に、評価委員会を5回、運営協議会を3回開催。
 ※平成29年度は第2期中期目標にかかる検討があったため、例年  より開催回数増

これまでの取組に対する評価


(大学運営関係)
・公立化以降、教職員が一丸となって、教育改革、新たな魅力づくり、運営体制の改革に取り組んだ結果、平成30年度入試では、志願倍率は6.1倍と公立化以降5倍程度を維持するとともに、平成29年度卒業生の就職内定率は98.9%と過去最高を記録し、公立化以降の入学生の就職率は100%に迫るものとなっている。また、順調な志願者・入学者の確保、経費の節減等により、公立化以降、黒字の安定的な大学経営に取り組んでおり、これらの結果は高く評価できる。
・大学の教育等の質の向上については、小規模な大学だからこそできる、学生一人ひとりに応じた丁寧な指導のほか、実験研究棟等の整備、利便性を高めたスクールバスの運行など学修環境の整備に努めてきた。また、地域連携や地域貢献にも力を入れ、豊かな鳥取の自然を活用し、地域の人々と触れ合い、地域の課題解決に取り組むプロジェクト研究に取り組んだり、まちなかキャンパスにおいて、環大スタディ、まちなか英語村を実施し、多くの県民が参加したことは、評価できる。
・就職支援については、3年生全員に対する就職にかかる面談実施や、「キャリアデザイン」科目における地元の企業等からの講師の招聘、鳥取県インターンシップ推進協議会が行う「とっとりインターンシップ」等への学生の参加促進など取り組んでいるところであるが、更なる取り組みを求めたい。
・安定的な経営確保・財務内容の改善については、志願者、入学者確保のため、高校訪問やオープンキャンパスを積極的、効果的に実施したり、インターネット出願など受験生の利便性に配慮した取組を進めることで、多くの志願者、入学者を確保し、また経費の節減等により、黒字化を継続している。
・平成30年度から第2期中期目標期間に入り、未来に向けて公立鳥取環境大学の可能性を切り開く新たなスタートを切ったところであるが、少子高齢化の進展による社会構造の変化、都市部への若者の集中等による地方の活力の低下が問題となる中、公立鳥取環境大学には、地方創生を推進するため、更なる地域活性化への貢献、地域を担う人材の養成等、多くの役割が期待されており、県内出身学生の確保、県内企業への就職率の向上に重点的に取り組む必要がある。

(運営協議会関係)
・設立団体である県と市が、地方独立行政法人法に基づき、第2期中期目標の策定及び中期目標・中期計画に基づく業務の指導・支援や運営費交付金の予算化・交付を行った。
 また、公立大学法人公立鳥取環境大学評価委員会により、第1期中期目標期間(平成29年度)における業務実績の評価を行い、県内入学者、就職者の向上について指摘。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 517,579 0 0 0 0 43,000 9,984 391,451 73,144
要求額 535,209 0 0 0 0 0 459 379,738 155,012