(1)とっとり発 ミリョク発見!親子でおしごと体験ツアー
(590千円)
小学校4年生以上の児童とその保護者を対象に、県内企業2者程度を訪問して見学・体験を行うことで、子どもたち自身が働くことの意味ややりがいを知り、自分の将来について深く考えるきっかけを提供する。
小学校1〜3年生で身近な地域の学習を行い、小学校4年生の後半に鳥取県のことを学ぶ。本経験は、実感を伴った学びであり、教科書等を使用した学校での学びを一層深いものとする。児童の視野が広がる発達年齢であり、この時期に体験することで、今後のキャリアを考える上で良い影響がある。
また、保護者と経験を共有することで、大人の鳥取県内の企業等への意識を変え、子どもによい関わりが生まれることを図る。
対象 | 小学校4年生以上の児童とその保護者
※東部・中部・西部 各15組程度 |
開催時期 | 夏季休業中の平日 各1日(午前10時〜午後4時) |
取組成果の還元 | 【保護者向け】
○県PTA研究大会等で取組紹介
多くの保護者に県内の企業についての認識を広めることを図る。取組発表では、実際に体験した様子を写真等を使い、保護者又は児童の感想等を加える。
○県PTA広報誌で紹介
○県教育委員会広報誌で取組紹介
○新聞、テレビ等での取組紹介
【児童向け】
○参加児童による学校の授業での発表
学校での学びの場面で、体験ツアーの経験をもとに発言をすることで、他の児童に新たな気づきを促すことを図る。
○夏休みの自由研究
夏休みの自由研究を発表する機会があれば、そこで県内の企業について他の児童に紹介する。
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(2)中学校でのトークプログラムの実施(334千円)
中学生、大学生、地域の大人の三者が少人数のグループになって人生観や職業選択等について相互に語り合うワークショップを実施し、中学生が地域の人を知る機会を提供するとともに、ふるさとへの愛着と貢献意識の形成を図る。
- 対象 中学校
- 実施校数 県内4校(※)
※4校:東1・中部1・西部2
各圏域での事例共有と、各大学生母集団(学生人材バンク・島大)の形成・維持が最低限可能な件数(2件ずつ)
<今後の展開イメージ>
◆県事業として複数年(※5年程度)実施
・実施中学校・周辺の高校・地域においてプログラムの成果を活かした取組を展開(まちづくり提言、高校生フォーラム等)
・当該期間内に大学生の母集団(学生人材バンク・島大教育学部)の形成・維持(大学生Uターンや地元定着効果も狙う)、効果検証・ノウハウの蓄積を行う
・上記を踏まえ、実施期間中に、市町村との役割分担について検討する
※5年:令和元年度実施の中学生が大学進学・就職するまでの期間を想定
◆将来的に中学校・高校・地域(公民館)等でのプログラム展開を図る