これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・鳥取地区の工業用水道事業は、平成5年から事業着手し、平成10年4月から一部給水を開始している。当事業の整備に係る起債の元金償還部分について、平成11年から一般会計での出資を行っている。なおこれまでのサマーレビューでは電気事業会計の利益を一般会計に繰り出しての出資も検討されていたが、平成30年度のサマーレビューでは検討継続となっている。
・殿ダムの完成に合わせて、鳥取地区の企業に対し上水道から工業用水道への切り替えの働きかけや、その切り替えに対する経費の一部を補助する制度を創設し、工業用水道の利用促進を行っているところ。
・平成24年5月には、若葉台工業団地まで工業用水の供給が可能になり、津ノ井工業団地も含めて供給体制が整った。
これまでの取組に対する評価
鳥取地区において、企業は割高な上水道を使用することなく安定的に供給が可能な工業用水を活用できる環境が整ってきた。引き続き、新規の企業誘致や既存企業の事業拡張を進めていく必要がある。