事業名:
広域観光連携推進事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
観光交流局 中部地域振興局 中部振興課観光商工担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
31年度当初予算要求額 |
21,058千円 |
14,288千円 |
35,346千円 |
1.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
30年度当初予算額 |
21,178千円 |
7,945千円 |
29,123千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:21,058千円 (前年度予算額 21,178千円) 財源:単県
事業内容
1 目的
鳥取中部ふるさと広域連合(以下「広域連合」という。)が策定した「鳥取中部広域観光ビジョン」に沿って中部圏域の観光を飛躍的に発展させるため、広域連合と連携して中部圏域の広域観光を担う日本版DMOを強化し、日本版DMOと協働して、フラダンス全国大会などの観光誘客事業を実施しながら、観光地域づくりを推進する。
2 事業内容
(1)鳥取中部圏域広域観光連携推進事業【15,000千円】
広域連合が「鳥取中部広域観光ビジョン」に沿って中部圏域の観光地域づくりを飛躍的に発展させるために、マーケティング等の強化を図りながら県施策と連携して実施する観光客誘致事業について必要な経費の一部を補助する。
≪補助事業のフレーム≫
項目 | 内容 |
事業主体 | 広域連合 |
補助率 | 1/2 |
補助上限額 | 15,000千円 |
対象経費 |
- 事業費、第3者への委託料、事業に係る人件費等必要な経費
※委託事業に係る人件費は補助対象事業費の5割以内。
※事務所賃借料、関係団体への会費的負担金等の経常的経費は補助対象外事業。 |
実施方法 |
- 事業計画は県も参画して広域連合が作成し、県の誘客施策と連携の上、効果的に事業実施する。
|
≪鳥取中部広域観光ビジョン≫
「癒し」をテーマとした地域魅力の結びつき
- 重点施策
項目 | 取り組みの方向性 |
鳥取中部のブランドづくり | 「癒し」の鳥取中部という観光ブランドイメージの創出。地域魅力を結びつけた「癒し」の観光メニュー造成を推進。 |
おもてなしの基盤づくり | 観光に関する住民の意識向上(おもてなしの心や観光地としての理解や学習)や、WiFi等の受入環境整備を推進。 |
戦略的な情報発信 | ターゲットやストーリー性を意識した戦略的な情報発信、基本コンセプトを踏まえた継続的なプロモーションを展開。 |
国際観光の推進 | 県の戦略と連携しながらインバウンド受入環境の充実とおもてなし、ターゲット(国・地域)を踏まえた観光素材のブラッシュアップ、情報発信を促進。 |
(2)県職員の駐在に要する経費【500千円】
広域観光連携推進事業において、県のノウハウを効率よく活用できるよう、観光業務担当職員を広域連合に駐在させるための経費。
(パソコン賃借料、光熱水費、電話料、コピー代等)
(3)フラダンス全国大会開催支援事業補助金【3,000千円】
中部の元気を発信しながら、中部地震から福高のPR及び観光誘客により地元への経済効果を増加させるフラダンス全国大会開催について必要な経費の一部を補助する。
区分 | 内容 |
事業主体 | モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フラ・フェスティバル日本大会in鳥取実行委員会
(事務局 (一社)鳥取中部観光推進機構) |
補助対象 | フラダンス全国大会開催経費 |
補助上限額 | 3,000千円 |
補助率 | 定額 |
その他 | その他地元負担 3,000千円(予定)
(中部1市4町(鳥取中部ふるさと広域連合)) |
※モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フラ・フェスティバル日本大会とは
毎年ハワイ島で開催されるフラダンスの世界大会への出場権をかけた日本の予選大会。「コンペティション」部門のカテゴリー優秀グループは世界大会への出場権を獲得できる。
|
(4)活動経費【2,558千円】(標準事務費)
中部圏域の地域振興、文化観光、広域観光、三徳山世界遺産登録運動等について、地域住民及び地元自治体等と連携して推進するための活動経費
3 現状・背景
とっとり梨の花温泉郷広域観光協議会の法人化(一般社団法人鳥取中部観光推進機構設立)、当該法人の旅行業取得、日本版DMO候補法人登録制度第1号認定に関与するなど、広域連合と連携し日本版DMOの育成に取り組んだ。
- 広域観光連携推進事業により、県と広域連合が役割分担及び情報共有し、日本版DMOと協働しながら効果的に事業計画の作成や事業展開を行うことができた。
- 中部がもともと有していた温泉等の観光資源に加え、日本遺産、ウォーキングリゾート等新たな魅力を観光メニューとして造成するなど中部圏域の観光地域づくりを進めている。
- 今後取組が進む国立公園関連事業、アフターデスティネーションキャンペーン等と連携する新たな観光客誘致メニューや、情報等を一元的に発信するなど、行政と日本版DMOが協働して国内外からの観光客誘致を促進するため、日本版DMOをいっそう強化・育成していくことが必要となる。
- 平成28年10月21日に発生した鳥取県中部地震からの福高をPRし、関西圏など県外からの集客が見込まれるフラダンス全国大会を開催するなど、さらなる広域観光の推進が必要。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 鳥取中部広域観光ビジョンの推進
広域連合とともに日本版DMOを中心に展開
(1)中部圏域市町等をメンバーとした「鳥取中部広域観光戦略会議」において、ビジョンの目的達成のための中部圏域への観光客誘致にかかる戦略的な取り組み等を協議。
(2)「癒しの鳥取中部」を情報発信。
2 広域連携誘客
(1)中部・蒜山エリア結ぶ定期観光バスを運行
・蒜山エリアと連携し中部への宿泊者増を促進
(2)中部コンテンツ誘客
・コスプレ受入コンシェルジェの実施
3 県実施事業との連携
○海外AGT訪問・招請、マスコミ取材対応
観光戦略課、山陰インバウンド機構と連携し、セールスプロモーション、マスコミ取材対応等を行い観光客誘致を促進
4 その他主要事業
(1)6エリアスタンプラリー
(2)B級グルメフェスタ
5 フラダンス全国大会の開催
これまでの取組に対する評価
1 鳥取中部広域観光ビジョンの策定・推進
・日本版DMOとの協働により、県が進める観光施策との連携や調整、他圏域との調整を図り、中部圏域における広域観光振興の中枢として取り組むことができた。
・スムーズな情報共有や役割分担により、事業計画への的確な提案、助言を行い、効果的で効率的な観光商品造成やPR活動の実施などに繋がった。
・広域連合への駐在により、随時諸課題解決のための様々な議論が可能となり、質の高い業務を広域連合と連携して実施することで観光誘客が促進された。
・相互の信頼関係が深まり、一体感も高まったことで広域観光振興推進のための環境が形成された。
2 広域連携誘客
・トリミングバスの運行など、2次交通アクセス解消の有効なツールとなっている。
3 県実施事業との連携
・大山開山1300年との連携を検討
・国立公園満喫プロジェクトの推進
・クライミングアジア選手権関連業務、多言語観光ガイド業務の受託。
4 その他主要事業
(1)6エリアスタンプラリーは東部・西部の観光地を巻き込み、岡県県北部を含み県内の回遊性が向上している。
(2)B級グルメフェスタはB級グルメバトルと合わせて8回目となり、フラダンス全国大会と連携して開催。2日間で2,000人が入場。
5 フラダンス全国大会の開催
(1)期 日 平成30年9月7〜9日
(2)会 場 鳥取県中部(主会場:倉吉未来中心)
(3)内 容
○主会場
コンペティション、エキシビション、ワークショップ、ハワイメンバーによるステージなど
○主会場以外
・中部管内各地域でのフラダンスイベントの開催
(琴浦町:県立琴の浦高等特別支援学校で交流フラ、北栄町:早朝砂丘フラ、湯梨浜町:前夜祭、三朝町:三徳山奉納フラ)
(4)参加者 延べ1,400名(宿泊者数693名)
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
21,178 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
21,178 |
要求額 |
21,058 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
21,058 |