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平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

環境ビジネス支援事業

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商工労働部 産業振興課 次世代産業担当 

電話番号:0857-26-7564  E-mail:sangyou-shinko@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 10,380千円 7,938千円 18,318千円 1.0人 0.0人 0.0人
31年度当初予算要求額 16,890千円 7,938千円 24,828千円 1.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算額 31,053千円 12,713千円 43,766千円 1.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,890千円  (前年度予算額 31,053千円)  財源:単県 

一般事業査定:一部計上   計上額:10,380千円

事業内容

1 事業概要

・リサイクル関連の新技術・新商品の開発支援及び専門コーディネーターによる事業化支援により、リサイクルビジネスの創出を促進し、県内のリサイクルの促進及び環境産業の育成を図る。

    ・循環資源を原材料とした商品を「鳥取県認定グリーン商品」として認定し、同商品・制度の普及促進、販売促進活動を支援する。

2 背景及び目的

・中小企業によるリサイクル関連の新技術や新製品の開発・実用化を促進するためには、大学等が保有する技術力を活用することが有効であるが、実用化の見極めが難しく多額の経費が必要。

・リサイクルビジネスの創出には、技術開発を始めとしたノウハウを持っている産業振興機構が主体となり、大学等の試験研究機関と事業化を目指す企業をマッチングし、サポートする仕組みが必要。
・リサイクル製品についてはその販路の確保が大きな課題のひとつとなっており、リサイクルの推進、持続可能な循環型社会の構築及び県内環境産業の育成を図る目的からリサイクル製品のPR、販路開拓支援及び消費者のリサイクルに対する意識の啓発が必要。

3 要求内容

(1)リサイクル技術・製品実用化事業
  8,134千円(9,597千円)
 県内企業、大学等が行うリサイクルに資する技術・製品開発等を支援(補助率:2/3、補助事業実施期間:最長2ヶ年度)
補助金 8,000千円(9,464千円)

平成30年度採択事業(継続1件)

2,000千円

平成31年度採択事業(新規2件)

6,000千円
※平成31年度採択事業分の内訳
製品開発型:上限500万円×1件(採択予定数)
事業化強化型:上限700万円×1件(採択予定数)
○審査会経費 134千円(133千円)
(2)リサイクル産業事業化促進事業 648千円(642千円)
 鳥取県産業振興機構にコーディネーター(1名)を設置し、リサイクル産業に関する事業化を支援(補助率:10/10)
(コーディネーターの人件費については、(公財)鳥取県産業振興機構運営費交付金事業で要求)
(3)環境産業整備促進事業【企業自立サポート事業】     4,153千円(17,222千円)
 廃棄物を利活用するための施設・設備等のインフラ整備に対する融資制度「環境産業支援資金」の融資継続分


件数

金額

預託

2件

4,153千円(17,136千円)
(4)県認定グリーン商品普及促進事業
  1,013千円(1,000千円)
〇認定審査会委員(報酬・費用弁償) 118千円(117千円)
〇「鳥取県認定グリーン商品普及促進協議会」が実施する、同商品・制度の普及促進、販売促進活動を助成(補助率:1/2)
 895千円(883千円) 
(5)リサイクル製品販売促進事業 700千円(350千円)
 グリーン商品認定業者等を対象に県外展示会に出展する際の経費及びその後のフォローアップ経費を助成
 (補助率:1/2、上限:350千円、採択予定件数:2件)
(6)標準事務費 2,242千円(2,242千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)リサイクル技術・製品実用化事業
平成13年より当事業による補助を開始(平成17年度まではリサイクル共同研究助成事業)し、現在までに51件の開発テーマに対して助成。
(2)リサイクル産業事業化促進事業
処分にあたって何らかの課題を抱える廃棄物等について、新たなリサイクルシステム構築を目指して、関連機関の参画を募り研究会を形成。事業化及び事業定着へ向けた側面的な支援を実施。
(3)環境産業整備促進事業
平成14年より、20件の事業に対して補助
(4)県認定グリーン商品普及促進事業
・年2回、グリーン商品認定審査会を開催。現在は、406商品を認定。
・県認定グリーン商品普及促進協議会と連携し、展示会への出展、県外企業訪問、パンフレット発行等による普及促進、販路開拓活動を実施。
(5)リサイクル製品販売促進事業
・平成17年度より14事業者(16件)に対して、グリーン商品の県外展示会出展経費を補助。

これまでの取組に対する評価

・リサイクル産業事業化促進コーディネーターによる研究会で関係機関が連携し、研究会の中から県のリサイクル補助事業の研究テーマとして採択されたものが多数でている。他にも新たなリサイクルビジネスの確立に向け模索している事業も多くある。
・リサイクル技術・製品実用化事業では、実証実験等を通し、手法・技術の開発・改良や、商品化され生産体制を整えるなど実用化に繋げることができ、県外展示会への出展や商社との商談を行うなど着実にその販路を広げつつある。
・県認定グリーン商品が公共工事等での優先的に利用されるなど、本制度がリサイクル推進に寄与している。
・リサイクル製品販売促進事業は、企業側が出展する展示会を自由に決定できることから、企業独自のマーケティングに基づいた出展を後押しし、出展後のフォローアップ等により商談が成立するなど、販路開拓に成果を上げている。

工程表との関連

関連する政策内容

次世代成長産業の創出(医療機器、バイオ、ICT、環境・エネルギー)

関連する政策目標

医療機器、バイオ、ICT、環境・エネルギーを次世代の成長産業とするため、県内企業等に対する支援を行う。


財政課処理欄


 リサイクル技術・製品実用化事業補助金については、他の補助金の活用が可能なことから新規採択は終了とします。その他金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 31,053 0 0 0 0 0 0 17,136 13,917
要求額 16,890 0 0 0 0 0 0 4,153 12,737

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,380 0 0 0 0 0 0 4,153 6,227
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0