これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・実際に練習船に乗船して実習を行うことで、座学では学ぶことのできない、船舶の特性、船舶職員の業務、水産物の漁獲方法を身につけるとともに、水産業の重要性についての認識を深めている。
・海洋科の生徒だけではなく、食品・ビジネス科の生徒による乗船実習も行っており、卒業後の進路についての選択肢を広げている。
・「若鳥丸」は国際航海が許可されている漁船であり、国際航海や漁業に関わる技術や知識を学んでいる。
これまでの取組に対する評価
・平成17年度(第一期)卒業生で水産関係に就職したのは、水産関連産業2名、漁船員2名であったが、近年は水産関連産業7〜8名、漁船員1〜3名と、水産関連業に携わる生徒が増えてきている。
・漁船員になった生徒からは「乗船実習で貴重な経験をしたので、その経験を活かした仕事に就きたかった」という声もあった。
・卒業生は、実習での経験を活かし、県内外の水産業に携わっている。
・国際航海を通じて、必要な保安体制、衛星機器の使用方法、関連する条約などについて知識を深めるとともに、国際的に活躍することのできる生徒の育成を推進している。