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令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地総務費
事業名:

米子市弓浜地区荒廃農地の再生活用推進事業

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農林水産部 西部農林局 地域整備課 

電話番号:0859-31-9664  E-mail:seibu_nourin@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和2年度当初予算額 638千円 2,361千円 2,999千円 0.3人 0.0人 0.0人
令和2年度当初予算要求額 638千円 2,361千円 2,999千円 0.3人 0.0人 0.0人
R1年度6月補正後予算額 821千円 2,381千円 3,202千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:638千円  (前年度予算額 821千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:638千円

事業内容

1 事業の目的・概要

米子市の荒廃農地が集中している弓浜地域において、未相続のままとなっている耕作放棄地を米子市と協同し、農地中間管理事業を初めとする各施策を活用して、担い手のニーズにマッチした優良圃場に整備し集積することで、産地育成を加速化させる。

2 主な事業内容

(1)対象事業

    【1】荒廃農地再生利用調整会議の運営と現地確認
       白ねぎ等担い手のニーズにマッチした好適ほ場の調査及び担い手間の利用調整と地権者とのマッチングを行う。
    【2】白ねぎ・にんじん等に適した荒廃農地再生整備支援
       再生ほ場の雑物除去、天地返し、整地、土壌改良等をセットで実施し、担い手がすぐに入れる圃場として整備する。
       ※国事業活用:雑物除去、造成整地、天地返し、堆肥、土壌改良等

    (2)補助率
    (単位:千円)
    対象事業
    補助対象事業・補助対象経費
    事業主体
    補助率
    要求額
    前年度6月補正後予算額
    備考
    荒廃農地再生利用調整会議の運営と現地確認地元中核農業者会議出席謝金
    米子市
    県:1/2
    市:1/2
    28
    27
    白ねぎ・にんじん等に適した
    荒廃農地再生整備の支援
    土壌消毒、排水対策
    米子市
    県:1/2
    市:1/2
    610
    610
    合計
    638
    637

3 背景

3 背景
(1)米子市の荒廃農地は約91ha有り、内約61haが弓浜地域に集中

(2)荒廃の主因は、狭小農地(5a前後)、農道未整備及び、相続手続きの未了

(3)夜見町、富益町を中心としたエリアでは白ネギ、ニンジンを中心として県内でもトップレベルの人数の若手農業者が育ちつつ有る  が、優良農地の確保が進んでいないのが現状

(4)米子市と協同し、農地中間管理事業を初めとする各施策を活用して、未相続農地を含む荒廃農地を白ねぎ等担い手のニーズにマッチした優良圃場に整備することで、担い手に集積し産地育成を加速化させる。

4 関連事業

(1)令和3年度から富益地区の荒廃農地を含む約14haを県営ほ場整備予定
  • 平成30年度地元調整、令和元年5月事業推進協議会設立、令和1〜2年度事業計画策定、令和3年度から6年度事業実施
(2)荒廃未相続農地の詳細確認
米子市:農地中間管理事業。農業委員会補助金
米子市農業委員会と農地中間管理事業推進員(米子市)が中心となって進める以下の業務
  • 未相続農地の権利者確認
  • 地権者の貸付意思確認
  • 面的整備による大区画化の同意
  • 農地中間管理事業を活用した農地の利用賃貸借の推進
(3)戦略的園芸品目(白ねぎ)総合対策事業
(4)米子砂丘にんじん元気UP地域連携プラン(県がんばる地域プラン事業)
(5)米子市弓浜地区人農地プラン
(6)鳥取芝ブランド化生産振興事業 等

5 前年度からの変更点

弓浜地区荒廃農地活用白ねぎ等振興対策の廃止


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

当初のスキームでは、まず担い手(白ネギ、ニンジン、芝の生産者)をターゲットにして、その担い手が面積拡大を行いたい圃場の軽微な圃場整地を行い、併せて産地パワーアップ事業(国)を活用して規模拡大のために必要な機械の導入を支援することとしていた。
しかし、実際に推進を開始すると、産地パワーアップ事業を実施するために、産地パワーアップ計画を策定する際に、国事業の要件である、西部農協全体の販売額10%アップ等の条件を満たすようなエリア設定の検討、策定する団体(JA)の同意取り付けが難航し、同計画の策定を断念した。
このため、事業のスタートが遅れ、農地の選定についても、担い手の特定が困難であることが認識された時点で方針変更し、農地の候補選定を先行し、それをもとに担い手と結びつける形に切り替えた。

@荒廃農地利用調整協議会
担い手をターゲットにした農地選定は実現困難であったことから、条件不利農地の情報から候補地を策定することとし、関係機関で候補地の選定を行っていたところ、弓浜地区で分散して農地を借り入れていた大規模法人が、効率的に営農するために、数haの農地を解約する方針を表明された。このため、この農地の内、そのまま使える30a程度の圃場はそのまま新しい担い手に使用していただくが、小規模圃場や、荒廃地が隣接しているエリアは、米子市農業委員会、農林課が中心となって、圃場の位置確認、地権者への隣接地との集約の意向確認を経て、白ネギの担い手に活用を行い、H30年度は、和田地内で0.3ha、本年度も彦名地区において事業実施の計画となった。
A白ネギ・にんじん等に適した荒廃農地再整備実施
国事業と連携し、@で抽出した圃場の土壌消毒等を実施
本年度も引き続き彦名地区の荒廃農地の再整備を計画
B弓浜地区荒廃農地活用白ネギ等振興対策
産地パワーアップ計画の作成に至らず、補助対象外となったため廃止とする。

これまでの取組に対する評価

担い手選定型の推進が国事業の関連で遅延し、土地選定型への切り替え候補地の選定を行った結果、和田地区内での再生整備に至った。まとまった農地のすべての関係者についての調整が難航し、事業進捗が遅れてはいるが、実際に再生されたほ場により、再生工事の取り組みのPR効果により、荒廃農地の再生が進行することが期待される。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 821 0 0 0 0 0 0 0 821
要求額 638 0 0 0 0 0 0 0 638

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 638 0 0 0 0 0 0 0 638
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0