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令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

ファインバブル産業創出事業

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商工労働部 産業振興課 産業支援担当 

電話番号:0857-26-7564  E-mail:sangyou-shinko@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和2年度当初予算額 1,540千円 1,574千円 3,114千円 0.2人 0.0人 0.0人
令和2年度当初予算要求額 1,540千円 1,574千円 3,114千円 0.2人 0.0人 0.0人
R1年度6月補正後予算額 1,140千円 0千円 1,140千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,540千円  (前年度予算額 1,140千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,540千円

事業内容

1 事業の目的・概要

次世代型産業として農水産業・工業・医療等の分野において幅広い用途(鮮度維持・洗浄廃液処理等)への活用が期待されるファインバブル技術について、産官学が連携して実施する事業化に向けた研究開発を支援することにより地域産業の強化・創出を図る。


    (※)ファインバブル:気泡のサイズが100μm(マイクロメートル)以下のマイクロバブル及びナノバブルの総称。気体溶解効果及び気体封入効果があり、封入する気体や気泡のサイズにより幅広い機能を付加することができる技術

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度6月補正後予算額
前年度からの変更点
ファインバブル研究会支援補助金ファインバブルの活用を検討する企業と研究機関等で構成される研究会での事業化に向けた可能性調査等に必要となる経費に対して助成する。
県内に普及していないFB技術の知識・ノウハウを集積するため、3年後の自立運営を目指し、3年間(令和元年度〜)の補助とする。
・限度額:400千円(採択予定は3研究会) 
・補助率:2/3
1,200
800
県内企業の活用ニーズを受けて、水産物の陸上養殖への応用を進めるため、新たに水産業分野を加える。
(R1:2研究会→R2:3研究会)
ファインバブルセミナーファインバブル技術の可能性と導入実例、研究会の成果等を紹介するセミナーの開催。
340
340
合計
1,540
1,140

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成30年度、ファインバブル技術による新規産業の創出、地方創生を目指す自治体・関係機関による情報交換等を実施する「ファインバブル地方創生協議会」の総会を本県で開催した。その際、ファインバブル技術の導入可能性・実例等を紹介するセミナーを開催し、県内外の企業等約100名が参加した。

・米子工業高等専門学校においてマイクロバブルの勉強会が実施されており、実用化に向けた研究会が県内企業からの参加も含めて立ち上がりつつあったことから、令和元年度より「ファインバブル研究会支援補助金」を米子工業高等専門学校へ交付し、ファインバブル技術に関する事業可能性調査・技術研究を目的とする研究会の立ち上げ支援を開始した。

≪参考≫ファインバブル実用化状況
・ファインバブルの洗浄効果は一部で実用化されており、西日本の高速道路休憩施設内のトイレ洗浄等の活用事例がある。県内ではマサバ陸上養殖で井戸海水の酸素を高濃度とするためファインバブル技術が応用される等の取組も進んでいるところ。

これまでの取組に対する評価

・令和元年度より、米子工業高等専門学校を事務局に、鳥取県産業技術センター、鳥取県産業振興機構及び県内企業を交えた産官学で連携したファインバブル研究会を立ち上げ、ファインバブル技術に係る事業可能性調査・技術研究を開始した。
 研究会のキックオフセミナーでも、県内企業をはじめ約40名が参加し、関心の高さが見受けられ、ファインバブル技術導入機運の醸成及び具体的な事業展開へ向けたスタートを切った。

・2研究会(食品加工分野及び洗浄分野)のうち食品加工分野では、ファインバブルの応用による使用水量減少・生産性向上について、研究を開始した。
 洗浄分野では、洗浄用設備・装置の開発について、研究を開始した。

・日本発の革新的技術であるファインバブル技術は、日本発の革新的技術であり、その技術利用が地方発であるため、今後の産業発展も地方発で加速化される可能性を秘めている。また、多岐にわたる分野で応用が可能なため、徐々に分野別研究会の種類を増やし、その運営を支援することで、地域産業の強化・創出へ向けた取り組みを推進していきたい。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,140 0 0 0 0 0 0 0 1,140
要求額 1,540 0 0 0 0 0 0 0 1,540

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,540 0 0 0 0 0 0 0 1,540
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0