〇 県内の素材生産量29万m3のうち、県内で製材加工している原木は22万m3で7万m3が県外に流出しており、この現状を改善するため、県産材の需要拡大を図る必要がある。
〇 県産材の需要拡大については、事務所・店舗等の非住宅建築で木造は2割弱にとどまっていることから、非住宅建築における県産材利用が求められており、平成30年度の建築基準法改正により、構造部材としての木材を「あらわし」で使用できるようになる等、木材利用の範囲が拡大したことから、非住宅建築における木材利用を推進する条件が整った。
〇 鳥取県木質空間モデル施設整備推進事業で、非住宅建築の内装木質化を進めており、年3〜4件の事業計画が提出される等、非住宅建築物の内装木質化の要望は多い。
〇 そこで、先進的・効果的に県産材を使用した非住宅建築の木造化・木質化のモデルづくりを進め、非住宅建築における県産材利用を推進する。