これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇県内3ヶ所に「スマート実証農場」を整備し、技術の実証及び検証を行った。今後、実証農場での実証内容及び得られたデータの検証結果を広く県内の農業者に報告していく予定。R2年度は、自動操舵トラクター、自動操舵田植機、収量コンバイン等の技術を拡充し、実証研究を加速化する。また、園芸品目で新たに技術実証を開始する。
〇洗いラッキョウの根葉切り調製機の耐久性試験を実施。連続使用した場合の問題点を洗いだし、改良を行った。R2年度は改良機を追加し、大学及び生産組合で耐久性試験を実施しつつ、販売ルートを構築し、令和3年度の販売開始に向けた準備を進める。
○白ネギやブロッコリーの育苗技術や収穫・出荷・調製技術の映像化も含めたマニュアル化に取組んでおり、より技術が伝わりやすいマニュアルづくりを行う。
これまでの取組に対する評価
〇スマート実証農場を設置し、実証展示や実演会を開催することでスマート農業技術の動作状況等を農家が確認でき、関心が深まった。
〇洗いラッキョウの根葉切り機の耐久性試験を実施することで連続使用時の問題点を洗いだしたことで、機械の改良が大幅に進展。農家の評価も大幅に改善した。また、現地実証することで農家の関心も高まった。