1 事業の目的・概要
新型コロナウイルス感染症の長期化及びアフターコロナの時代に備えて“新しい生活様式”を地域に適した形で取り入れることが求められている。そこで、未来に向けて目指すべき姿となる「SDGs」の概念を盛り込みながら、鳥取県において実践につながる“新しい生活様式”の調査・検討・提言を行うため、次世代を担う若者による研究会を立ち上げる。
※ 若者による研究会は、将来的に、SDGsの研究会(ネットワーク)へ発展改組することを視野に入れている。
【参考】SDGs(エスディージーズ):Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成される2030年を年限とした国際目標。
2 主な事業内容
若者が、新型コロナウイルス感染症の長期化及びアフターコロナの時代を見据えた“新しい生活様式”の検討を行う。検討に当たっては、若者の自主的・自立的な活動を基本としつつ、三密を避けるため、SNSやWeb会議なども活用しながら集まるとともに、必要に応じて、専門家等が助言を行う。
[検討テーマ例]
○感染症等のリスクに負けない持続可能な地域づくりに向けた取組
・自動車交通量が少なく自転車が走行しやすい鳥取の特徴を活かし、自転車通勤・通学を促すことでCO2排出抑制につなげる
・自宅で星空を楽しむ習慣づくりにより、電力消費量を抑えることでCO2排出抑制につなげる
・三密を避け、恵まれた自然環境をウォーキングなどで楽しむことで、環境保全の意識付けを図る
・高速インターネット環境の整備、中山間地域での貨客混載を一層促進し、通販を利用しやすい環境を作り買物難民を作らない
・子どもが教育の機会を欠くことなく、自宅で楽しく学習できるようなコンテンツの配信 など