平成30年度に実施した「少子化対策等に関するアンケート調査結果」によると、理想とする子どもの数と現実的にもてると思う子どもの数にギャップがあり、その理由として「子育ての経済的負担」に次いで、「仕事と子育ての両立が難しい」ことが挙げられている。
【アンケート結果概要】
1 理想の子どもの数と現実に持てると思う子どもの数のギャップ
(1)理想の子ども数
(2)現実にもてると思う子ども数
2 理想の子どもの数が持てない理由
(1)経済的負担が大きい(61.5%)
(2)仕事と子育ての両立が難しい(38.5%)
(3)子育ての肉体的・精神的負担が大きい(29.9%)
(4)自分や配偶者の年齢が高い(24.2%)
3 仕事と子育ての両立に向けて期待する職場の取組と行政施策
<職場の取組>
・子どもの病気時の休暇制度(57.6%)
・労働時間の短縮、柔軟な変更(47.2%)
・育休中の経済的給付(38.6%)
・休みやすい雰囲気づくり(35.0%)
<行政施策>
・保育サービスの充実(37.2%)
・仕事と子育て両立のための企業の取り組みに対する補助金(36.9%)
・企業(事業所)への働きかけの強化(26.7%)
・育児休業取得等に関する強制力を伴う制度改正(22.8%)