事業名:
鳥取県の美しい星空が見える環境の保全と活用事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
生活環境部 環境立県推進課 星空環境推進室
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和2年度当初予算額 |
23,942千円 |
23,610千円 |
47,552千円 |
3.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和2年度当初予算要求額 |
24,554千円 |
23,610千円 |
48,164千円 |
3.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
R1年度6月補正後予算額 |
25,501千円 |
0千円 |
25,501千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:24,554千円 (前年度予算額 25,501千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:18,795千円
事業内容
1 事業の目的・概要
鳥取県星空保全条例の推進に当たり重要な課題である光害対策の全県的な普及促進や星空保全地域の取組支援、環境教育の推進等に必要な事業を実施する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度6月補正後予算額 | 前年度からの変更点 |
光害対策の推進 |
1 | 星空に優しい安全なまちづくりLED防犯灯設置等促進事業補助金 | 市町村や自治会による光害対策型LED防犯灯の設置を支援する。(補助率:市町村負担の1/4) | 13,564 | 11,000 | |
星空保全地域の支援 |
2 | 星空を活用した星空保全地域振興事業補助金 | 星空保全地域において地元市町村や団体等が実施する星空を活用した地域振興事業を支援する。
(補助率:市町村1/2、団体等10/10、上限額:500千円) | 5,000 | 3,000 | 星空保全地域の増加(+1地域)を見込む増額(R1:4地域) |
3 | 星空保全地域照明対策事業補助金 | 星空保全地域において実施する屋外照明の改修等を支援する。
(補助率:1/2、
上限額:1基あたり130千円/屋外照明器具)
上限額:1式あたり200千円/建築物等を照射する照明器具・看板等の広告物照明器具) | 3,600 | 2,600 | 建築物等を照射する照明器具・看板等の広告物照明器具の改修・更新も対象とする |
普及啓発・雨天曇天時対策 |
4 | 移動プラネタリウム活用事業 | 雨天・曇天時または時間帯によらず星空に係る効果的な教育や観光振興等に繋げるため、令和元年度に整備した移動プラネタリウムを希望する団体等へ貸し出すなど、各種イベント等で活用する。 | 500 | 5,900 | |
5 | 若者がつくる星取県ネットワーク事業 | ・大学の天文サークル等、若者が連携して星空の普及啓発等を行う「若者がつくる星取県ネットワーク」で、大学や県内の理科教員グループ等とも連携しながら星取県の関心を高める活動等を行う。
・ネットワーク参加団体が行う、自己の能力向上に係る取組や地域への啓発活動、環境教育等を実施するための活動費を補助する。(補助率:10/10、上限額:100千円) | 1,180 | 1,096 | |
6 | とっとりの星空環境県民大調査 | 環境省が夏・冬に実施している「星空観察(肉眼、デジカメによる調査)」を活用して、県民参加で全県調査を実施し、本県の星の見えやすさの客観データを集積・発信する。 | 395 | 規定予算実施 | 事前講習会の実施等 |
7 | 星取県推進功労者知事表彰 | 星取県の推進に顕著な功績のあった個人・団体の表彰を行う。 | 15 | 15 | |
環境教育・人材育成ほか |
8 | 【再掲】若者がつくる星取県ネットワーク事業 | (略) | ― | ― | |
9 | 星空案内研修会 | 星空を案内できる人材を育成するための研修会等を実施する。 | 300 | 300 | |
10 | 星空サイエンス教室 | 大学や高専、県内の理科教員グループ等と連携し、星空や人工衛星など宇宙科学等の関心を高めるための実験教室等を行う。 | ― | 1,090 | 若者がつくる星取県ネットワーク事業に統合 |
11 | 星空スポット(鳥取砂丘)のあんしん整備事業 | 本県を代表する星空スポットである鳥取砂丘で、夜でも安全に星空観察ができるよう砂丘入口に足元灯(5基程度)を整備する。 | ― | 500 | 事業終了 |
合計 | 24,554 | 25,501 | |
これまでの取組・背景等
〇平成30年4月の鳥取県星空保全条例の施行後、星空保全地域として県内4地域(鳥取市佐治町、日南町、若桜町、倉吉市関金町)を指定。当該地域で実施する星空を活用したさまざまなイベント等の地域振興事業を補助して地域活性化に繋げた。
〇さじアストロパークでは、平成30年度の来館者が前年比21%増加(H29:18,564人→H30:22,419人)するとともに、平成31年度のGW中のイベント来場者も2,279人(H30同期1,273人)と大きく増加した。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成29年11月県議会で「鳥取県星空保全条例」を制定(H30.4.1施行)
<星空保全地域の指定と地域振興支援>
・県下4地域を星空保全地域に指定し、星空保全照明基準を設定
鳥取市佐治町(H30.4.1)日南町(H30.6.28)若桜町(R1.8.28)
倉吉市関金町(R1.10.31)
・星空保全地域で実施される地域振興事業を支援。
<光害対策の推進>
・星空保全地域で照明基準を満たすために行う屋外照明器具の改修・交換への補助を実施。
・市町村や自治会等がLED防犯灯を新設・更新する際、光害防止型製品の導入に対して補助。
・県自ら率先して取り組むため県有施設における屋外照明器具への「光害防止対策指針」を策定(H30)。
・イベント等を通じた光害の啓発を実施。
<普及啓発・雨天曇天時対策>
・雨天曇天時や日中の星空教育・イベント等での活用のため、移動プラネタリウムを県で導入。
・星や天文に関心のある若者グループ等で連帯して星取県の普及啓発・盛り上げを図る「若者がつくる星取県ネットワーク」の参加者を募集、結成。
・環境省実施の夜空の明るさ調査への多くの県民参加に取り組み、星空や光害の意識の普及を図った。
<環境教育・人材育成ほか>
・星空を案内できる人材を確保・育成するための研修会を企画・開催。
・わかとり科学技術育成会が実施する科学教室等の場を活用した工作教室等を実施。
・県で制作した児童向けプラネタリウムDVDを県内小学校等に配布し、授業等で活用。
これまでの取組に対する評価
・鳥取市佐治町では、さじアストロパークの来館者が昨年比21%増(H29年度 18,564人→H30年度 22,419人)。保全地域指定も契機とした多彩なイベントの展開により来場者も急増。
・日南町では、H30から引き続き星空観察会・写真撮影会その他の
イベントを開催し、町の星空環境を町内外にPR。町の特産品と組み合わせた「夜間限定イチゴ狩り&星空観察(R1.6〜)」などの新たな取組も始まった。
・H30年度末までに新設約340基、更新約2,300基の星空保全型防犯灯が県の補助制度を活用して整備され、星空を守る環境整備が進んだ。
・県の天体望遠鏡等の無料貸出を活用するなどで、地域や宿泊施設等で様々な星空関連イベントが実施されるようになった。また、県で導入した移動プラネタリウムが県立青少年育成施設や小学校等で利用され、星空や投影や解説を通じ天文や光害等の理解・普及啓発に繋がっている。
・「若者がつくる星取県ネットワーク」に県下5グループが参加(R1.10.28現在)。これまでなかった若者間の繋がりが生まれ、今後連携した星空関連イベント等を実施予定。
・星空初心者を対象に、夏の星空の楽しみ方や天体望遠鏡の使い方をテーマにした講座を7月に東・西部で開催し、約50名が参加。受講をきっかけに天体に興味を持ち、県の貸出望遠鏡を利用してグループで星空観察会をされた方もあった。また、移動プラネタリウムの活用等をテーマとした天文関係者向けの研修を9月に開催して約20名が理解を深め、県の移動プラネタリウムのオペレーターとして活躍いただける方も現れた。
財政課処理欄
とっとりの星空環境県民大調査については、多くの人に参加いただき、星取県のPRにも繋がるよう実施方法等を再検討してください。
その他、実績等を勘案し額を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
25,501 |
1,507 |
0 |
300 |
0 |
0 |
0 |
0 |
23,694 |
要求額 |
24,554 |
2,507 |
0 |
300 |
0 |
0 |
0 |
0 |
21,747 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
18,795 |
1,507 |
0 |
300 |
0 |
0 |
0 |
0 |
16,988 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |