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令和２年度
当初予算　一般事業（公共事業以外）　　一般事業要求 　　　　　支出科目　 款：農林水産業費　項：農業費　目：農業試験場費
事業名：

転作野菜の導入を促進する排水等対策技術の確立

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農林水産部　農業試験場　作物研究室　

電話番号：0857-53-0721  E-mail：nogyoshiken@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)		 正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和２年度当初予算額 593千円 9,444千円 11,431千円 1.2人 0.5人 0.0人
令和２年度当初予算要求額 593千円 10,838千円 11,431千円 1.2人 0.5人 0.0人
R1年度6月補正後予算額 585千円 11,907千円 12,492千円 1.5人 0.5人 0.0人

事業費

要求額：593千円 　（前年度予算額 585千円）　　財源：単県　

一般事業査定：計上　　　計上額:593千円

事業内容

１　事業の目的・概要

排水対策による水田転換畑の野菜産地化支援と作業軽労化への支援を目的とする。

２　主な事業内容

１　ほ場条件別排水対策手法の確立

    　　１）排水不良ほ場の診断技術の確立

    　　２）排水対策手法の検討

    　　３）大豆前作による透水性向上の検討

    　　４）水田野菜の栽培試験

    ２　軽労化を視野に入れた機械の普及性の検討

3　事業の背景

近年の米価下落により、水田での複数品目による輪作体系の重要性が高まっている。水田転換畑での栽培では、排水不良により生産が不安定である。また、作型も限定されているため作型を拡大し経営を安定させるためには、栽培可能な期間を広げるための適切な排水対策を実施することが必要となる。

４　事業の効果

〈指導者〉
・各圃場ごとの迅速な排水不良診断が可能
・排水対策の的確な提案ができる。

〈生産者向け〉
・排水対策の容易な選択
・迅速な排水不良解消による収益増による経営安定
・作付体系のメリットを最大限生かした経営が可能
・省力的、軽労的な野菜生産の作業が可能となり、経営が安定

〈産地〉
・反収向上による大ロットでの有利販売につながる。

５　これまでの成果、前年度からの変更点

・排水不良ほ場調査により、要因を3つのパターンに分類した。
・大豆や飼料用トウモロコシ跡には、白ネギの作業向上が認められた。

・強風対策および最終土寄せ用に白ネギのローラー式培土器を開発した。

軽労化を視野に入れた機械の普及性の検討について目的が達成されたため、取り組まない。

６　事業期間

平成28年度〜令和2年度（5年間）

平成30年外部評価会で中間評価を受けた。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

（排水不良ほ場の診断技術の確立）
　県内ほ場の排水不良要因の調査を行い、効果的かつ経済的な排水対策を提案した。
（排水対策手法の検討）
　持続性の高い排水対策の現地実証を行った。
（作物の能力を生かした排水対策）
　大豆跡作ほ場で、土壌改善効果を調査している。
　ブロッコリーの耐湿性品種の選定を行っている。
（軽労化機械の実証）
　強風対策および最終土寄せ用の白ネギローラー式培土器を開発した。

　全体を通して概ね計画通り進行している。

これまでの取組に対する評価

＜自己分析＞
・排水不良要因の分類を行い、診断マニュアル策定の道筋ができた。
・現場要望の高いブロッコリーの耐湿性品種の選定に取り組んでいる。
・開発した白ネギ用ローラー式培土器は市販化し、発売普及予定である。
＜改善点＞
・簡易診断法の策定、診断マニュアルの作成
・耐湿性ブロッコリー品種の選定

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位：千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 585 0 0 0 0 0 0 0 585
要求額 593 0 0 0 0 0 0 0 593

財政課使用欄(単位：千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 593 0 0 0 0 0 0 0 593
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0

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