5年に一度開催されるホル全共は、乳牛の改良水準を競う大会であり、上位入賞すれば鳥取県の改良水準の高さをアピールする絶好の機会となる。
遺伝改良により生乳生産量は40年前に比べ倍増しているものの、ホル全共の審査基準となる体型審査において、長命で生乳生産を継続できる強健さや生産効率の良い乳器への改良については成果が得られていないのが現状。そのため、ホル全共での成績は2000年に優等賞を輩出して以降、回を重ねるごとに入賞から遠ざかっている。
計画的な対策を講じ、意欲ある若手酪農家の出品を支援することで、白バラブランドのイメージアップと本県の酪農振興に取り組む。