事業名:
分収造林促進費
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農林水産部 林政企画課 林政企画担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和2年度当初予算額 |
183,160千円 |
6,296千円 |
189,456千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和2年度当初予算要求額 |
265,952千円 |
6,296千円 |
272,248千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
R1年度6月補正後予算額 |
390,343千円 |
6,350千円 |
396,693千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:265,952千円 (前年度予算額 390,343千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:183,160千円 別途額:35,220千円
事業内容
1 事業の目的・概要
公益財団法人鳥取県造林公社が日本政策金融公庫からの既往借入金の償還や、分収造林事業を実施するのに必要な資金を貸し付けるとともに、同公庫借入利息の支払に必要な資金の助成等に係る経費である。
2 主な事業内容
区分 | 要求額
(千円) | 前年6月補正 後予算(千円) | 事業内容 |
造林公社貸付金 | 80,000 | 208,000 | 日本政策金融公庫・約定償還金(元金)について所要額を貸付する。(利率:無利子、貸付期間:25年、償還方法:元金一括償還) |
| 公庫・約定償還金(元金) | 80,000 | 208,000 |
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造林公社補助金 | 85,885 | 89,363 | 日本政策金融公庫・約定償還金(利子)の助成と分収造林契約の適正化に必要な経費を助成する。 |
| 公庫・約定償還金(利子) | 83,385 | 86,863 |
美しい森林推進事業
補助金 | 2,500 | 2,500 |
県営林特別会計繰出金 | 100,067 | 92,980 | 県営林事業の事業収入で充当できない不足分を繰出する。 |
合計 | 265,952 | 390,343 | |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況
・(公財)鳥取県造林公社(昭和41年設立)は、森林所有者による造林が進みがたい地域において、分収造林方式により森林資源を造成。主伐期(80年)まで枝打ち、間伐等(保育事業)により管理育成を行っている。
・伐採による収益が生じるまでの間の財源不足を県や日本政策金融公庫からの借入金で賄ってきたが、平成25年度以降は利用間伐事業を積極的に推進し中間収益を得ることで経営改善に取組んでいる。
〇実績
平成30年度末の管理面積は15,612ha。分収契約件数は1,955件。
平成30年度の利用間伐事業の実績
面積:284ha 、材積:241百m3、販売収入:228百万円
〇これまでの見直し状況
・近年の木材価格の下落等により、将来に損失が見込まれるため、平成14年度に抜本的な経営見直しを行い、平成18年度の再点検による更なる軽減措置を実施。
(見直しによる効果) 最終損失見込額 △578億円→△93億円
・また平成21年度に設置された検討委員会の検討結果をふまえ、平成25年2月に最終損失見込額をゼロとする経営改革プランを公社と県で策定し、これに沿って経営改善を進めている。
(見直しによる効果)最終損失見込額 △93億円→13億円、令和2年度に単年度黒字化。
・本年度25年策定プランを改訂。25年度以降の材価、出荷材積の動向、事業進捗の状況等を踏まえて見直し。
(見直しによる効果)最終損失見込額:13億円→10億円 令和10年度頃に単年度収支の黒字化。
これまでの取組に対する評価
平成25〜29年度まで計画を上回る利用間伐面積を実施。販売収入目標を達成している。30年度は計画を下回ったが、25〜30年度までの累計では実施面積、搬出材積のいぞれも計画を上回る進捗となっている。
〇今後の課題
・公社はプランに基づき利用間伐事業を積極的に推進しているが、造林木の生育状況や社会情勢の変化により販売収入が低調なことから収益性が低下しているのに加え、請負先の労務の量的な問題等から事業量にも限界があることから、第1期中の単年度の黒字化は困難な状況。
・第2期(令和5年以降)には2回目、3回目の利用間伐が始まり、既に作業道が整備されていることによる搬出経費の低下、木の成長による材積の増加及び販売単価の上昇により、収益増が見込まれる。
・また、レーザ航測データの活用、新たな森林管理システムとの連携によりさらなる経営の効率化をはかり、利用間伐、主伐により着実に収益をあげることで、令和66年に県の最終損失ゼロとするため、当面は継続して県からの支援を行っていきたい。
財政課処理欄
造林公社貸付金は、40,000千円とします。県営林特別会計繰出金は、管理事業費の査定に伴い金額を精査しました。また、特会への人件費繰出部分は別途扱いとします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
390,343 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
293,894 |
96,449 |
要求額 |
265,952 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
265,952 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
183,160 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
183,160 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
35,220 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
35,220 |