現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 農林水産部の原木シイタケの虫害に関する研究
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

原木シイタケの虫害に関する研究

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農林水産部 林業試験場 森林管理研究室 

電話番号:0858-85-6221  E-mail:ringyoshiken@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和2年度当初予算額 2,253千円 3,148千円 7,353千円 0.4人 0.7人 0.0人
令和2年度当初予算要求額 2,425千円 5,100千円 7,525千円 0.4人 0.7人 0.0人
R1年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,425千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,253千円

事業内容

1 事業の目的・概要

○目的

    原木シイタケ生産において一大害虫であるシイタケオオヒロズコガ類の被害を減少、子実体への幼虫の混入を減少させる技術を開発することで、鳥取県産原木シイタケの信頼性の向上、消費・生産拡大の一助となす。
    ○概要
    1.原木シイタケほだ場でのシイタケオオヒロズコガ類成虫の捕獲方法を検討・開発する。
    2.シイタケ子実体に侵入するシイタケオオヒロズコガ類幼虫の子実体からの除去方法を検討・開発する。
    3.シイタケオオヒロズコガ類の県内の生息実態を把握する。

2 主な事業内容

1.シイタケオオヒロズコガ類成虫の捕獲方法の検討・開発
●LEDキャッチャー(誘蛾灯)による成虫捕獲器の検討
・効果的な誘引波長の解明
・効果的な光強さの解明
●捕獲器の設置方法の検討
・設置高さの検討
・設置密度の検討
2.シイタケ子実体からの幼虫除去方法の検討・開発
●現在、経験則に基づいて行われている幼虫除去方法(部外秘)の科学的解明
・現行方法の気温等数値化
・現行方法の気温別等による除去率の測定
●科学的根拠に基づく子実体からの幼虫除去スケジュールの検討・確立
3.生息実態の解明
●県内に生息しているシイタケオオヒロズコガ類の把握
・日本に1種と言われていたシイタケオオヒロズコガ類が近年8種いることが判明
・捕獲調査による県内に生息している種を特定、生息状況を把握

3 研究の背景

●鳥取県では平成26年3月に関係者一同によって「鳥取県きのこビジョン」が策定され、原木シイタケ生産に力を入れている。

●なかでも「鳥取茸王」や菌興椎茸協同組合が特許出願中の「旨味椎茸」(乾椎茸)などブランド化を進めている。
●しかしシイタケオオヒロズコガ類の幼虫による子実体への侵入が、原木シイタケ生産では「異物混入」として大きな問題となっている。
●鳥取県の学校給食では、異物混入を理由に原木干し椎茸が10年程前から使われていない。
●シイタケオオヒロズコガ類の幼虫が侵入したシイタケについて菌興椎茸生産組合では、経験則に基づく除去方法を開発して対応しているが、除去率が十分ではない。
●そこで、除去メカニズムについて科学的な根拠を明らかにすることで除去方法を改良し、さらなる除去率アップが求められている。
●加えてLEDキャッチャー等による労働負荷小さく、かつ環境負荷も小さい、大量捕獲方法の開発によるシイタケオオヒロズコガ類の密度低減により被害率の低下が要望されている。




財政課処理欄


 備品購入費を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,425 0 0 0 0 0 0 0 2,425

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,253 0 0 0 0 0 0 0 2,253
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0