1)鳥取県では、気候変動(温暖化)、栽培体系・品種の変化、耐性菌・抵抗性害虫の発生などによって、水稲・麦・大豆の病害虫被害が常に問題となっている。
※水稲種子ほ場→細菌性の種子伝染性病害(もみ枯細菌病)により優良種子生産が困難な状況
※栽培期間長く、病害虫の被害リスクが高い中生品種(きぬむすめ、飼料米用の日本晴)の面積拡大
※イネいもち病(水稲の最重要病害)の主力薬剤の耐性菌が発生
※これまで問題となっていなかったイネ・ダイズの病害虫が発生 (イネ:イナゴ類、縞葉枯病、ダイズ:マメシンクイガ、ダイズ紫斑病)
2)病害虫被害は、農産物の安定生産および高品質生産の大きな妨げとなっている。