現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 農林水産部の第12回全共出品対策事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

第12回全共出品対策事業

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農林水産部 畜産課 肉用牛担当 

電話番号:0857-26-7829  E-mail:chikusan@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和2年度当初予算額 4,197千円 7,083千円 11,280千円 0.9人 0.0人 0.0人
令和2年度当初予算要求額 4,197千円 7,083千円 11,280千円 0.9人 0.0人 0.0人
R1年度6月補正後予算額 7,528千円 7,144千円 14,672千円 0.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,197千円  (前年度予算額 7,528千円)  財源:基金 

一般事業査定:計上   計上額:4,197千円

事業内容

1 事業の目的・概要

令和4年に鹿児島県で開催される第12回全共に向けて種牛審査項目のゲノム育種価を活用した「種牛区で勝てる候補牛づくり」、「種牛区出品牛をよりよく魅せる」技術を習得するための経費などについて助成する。

2 主な事業内容

細事業名
内容
要求額
前年度6月補正後予算額
前年度からの変更点
地域出品対策協議会活動費
(県1/2)
地域出品対策協議会の活動費への助成(3協議会)
331
331
指定交配費(6〜8区)
(県1/2)
肉牛区の候補牛を作出さるために能力の高い雌牛に交配種雄牛の精液を指定交配する(人工授精代金の助成)。      200
125
指定交配雌牛の増加
採卵協力費
(県1/2)
生産者が所有する高能力雌牛から出品候補牛となる受精卵を確保する(協力助成)。
1,660
事前短期肥育協力費
(県1/2)
事前短期肥育試験牛を飼養する肥育農家への助成
675
短期肥育は取組中止決定
雌雄判別精液製造委託費
           (県10/10)
全共出品候補牛を効率的に生産するための雌雄判別精液の製造委託(家畜改良事業団)する。
1,070
R1年度で製造終了
魅せる出品技術習得事業
(県1/2)
全共の種牛区で優秀な成績を収めるため、「牛をよりよく魅せる」技術を習得するため、鹿児島県から職人を招聘し、調教、毛刈り、選畜眼等の技術の研修を実施、11名の全共技術者を養成する。
1,268
1,268
種牛で勝つゲノム育種価算出事業(H30−R2年)
           (県10/10)
種牛区でゲノム育種価活用のための研究を進め体型得点及び各審査項目(初産月齢、分娩間隔連産性(平均産次到達日齢差)、審査得点及び各部位評価得点、牛の温順性(気性))のゲノム育種価を算出し、雌牛保留や出品候補牛の選抜に活用する。
1,500
1,500
全共出品要件を満たす種牛区雌牛保留助成費
(県1/2)
地域が推薦する雌牛産子で体型得点等が特に優秀で県内に保留する必要があるものに対しての助成
524
524
生産振興大会開催経費
(県1/2)
肉用牛振興大会開催経費の助成
74
74
10
若手後継者技術向上研修費
(県1/2)
若手後継者育成のための技術研修費等の助成
154
154
11
事務局経費
(県1/2)
推進委員会、出品対策部会、巡回経費の助成
146
147
合計
4,197
7,528

補助負担割合

<負担割合>
       県1/2以内、JAグループ及び生産者1/2以上 (5)、(7):県10/10

    <事業実施主体>
       第12回全国和牛能力共進会鳥取県推進委員会
      (事務局:公益社団法人鳥取県畜産推進機構)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○第11回全共では、平成25年4月に第11回全共推進委員会を設立(出品に係る事業計画の策定、概算経費及び負担割合等を決定)。

○平成25年5月に第11回全共出品対策部会を設立(11回開催し、出品に関する具体的な対策や反省を行った)。

○肉牛区については、出品候補者を繁殖肥育一貫農家10名を早々に決定し、優秀な雌牛に「白鵬85の3」「百合白清2」を掛け合わせた優秀な受精卵移植渡して、候補牛の生産、哺育育成から肥育までストレスなく出品牛を飼育する方式に加えて、ゲノム育種価の活用という最新技術により第7区肉牛群では1位を獲得することができた。

○一方、種牛については、全共出品に係る飼養管理指導や、調教、毛刈などの指導ができる技術者がおらず、鹿児島県から技術者を招いて一時的に指導を受けたり、手探りの状態で出品対策を進めてきた。

○第12回全共肉牛区の出品種雄牛を決定。6区「元花江」7区「白鵬85の3」8区「元花江」「隆福也」。

○肉牛区の出品候補者を11名に決定。

○性判別精液「元花江」「白鵬85の3」を作成し、全共肉牛区用の受精卵作成に務めた。また肉牛区出品候補者への受精卵配布も年内には終了予定。

これまでの取組に対する評価

○第11回全共での反省を踏まえ、前回より半年早い平成29年11月から出品対策に取りかかっている。

〇平成30年2月には第12回全共出品対策部会を設立し、目標設定や取組方針について決定した。

○特に種牛区については、県内全共技術者を養成するための技術研修をスタートした。鹿児島県共進会の視察、県外からの講師招へいによる実地研修を実施している。鹿児島全共では県内技術者による指導が実施される見込みである。

〇また種牛の審査項目を中心にゲノム育種価の算出するために、京都大学及び全国和牛登録協会と共同試験を始めたところ。出品候補牛の作出や選抜に活かされる見込みである。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,528 0 0 0 0 0 0 7,528 0
要求額 4,197 0 0 0 0 0 0 4,197 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,197 0 0 0 0 0 0 4,197 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0