●建設産業は、除雪及び災害対策など地域の安全・安心を支え、また、生活・産業を支えるための社会資本の整備や維持管理を担い、地域にとって欠くことのできない存在である。
●しかし、近年、建設業界は、公共事業の減少による厳しい経営環境にあり、技能労働者の賃金低下等による若者の土木離れや就業者の高齢化等、人材不足により、生活基盤を支えるべき業界が危機的な状況となっている。
●このため、建設産業の経営安定化対策として「公共事業予算の確保」、「入札制度の見直し」等に取り組むとともに、将来を見据えた持続可能な建設産業を目指した「女性技術者や若者等の育成・確保」と、「技能労働者の就労環境改善」も重要な課題として、県として業界の支援を行ってきている。