1 事業の目的・概要
社会福祉法人等の行う施設整備等に対して補助を行い、県内の障がい福祉における社会資源の整備をはかり、障がい者のサービス利用環境の向上を目指す。
2 主な事業内容
鳥取県社会福祉施設等施設整備費補助金
事業主体 | 社会福祉法人、特定非営利活動法人、営利法人等 |
対象事業 | 自己所有建物の創設(新築)、改築・大規模修繕等 |
補助率 | 3/4 |
財源内訳 | 国庫2/3、県費1/3 |
負担割合 | 国1/2、県1/4、事業主体1/4 |
補助基準額 | 整備区分により算定
・実施事業の種別・定員に応じて算定される額
(本体基準額に各種加算を加えて算定される額)
・厚生労働大臣が必要と認めた額 |
補助対象経費 | 施設整備に必要な工事費又は工事請負費及び工事事務費 |
・内訳
[創設事業等]
事業費 | 537,940千円 |
説明 | グループホーム等の障害福祉サービス事業所の新規創設 |
整備件数 | 3件 |
[大規模修繕事業]
事業費 | 51,672千円 |
説明 | 生活介護の防火壁設置、障害者支援施設の熱源改修 |
整備件数 | 2件 |
3 要求理由
令和2年度国補正予算の中で「障害福祉サービス等の基盤整備の推進のため」「防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保のうち「医療施設、社会福祉施設等の防災対策」において110億円本事業にかかる予算が計上される見込みとなったことから、令和2年度当初予算要求していた箇所について、県予算においても令和2年度事業として要求することとしたため。
4 要求額
312,875千円(前年度当初予算額:0千円)(令和2年度6月補正:509,192千円)
(うち国費208,581千円、県費104,294千円)
【積算】
所要額=総事業費×3/4又は国交付要綱の補助基準額
(令和2年度補正整備希望案件を積み上げ)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○事業目標・取組状況・改善点
県内の社会福祉施設等の施設整備に要する費用の一部を補助することにより、利用者の福祉の向上を図ってきた。
【過去の実績】
・令和2年度:多機能型事業所創設2件
グループホーム創設2件
放課後等デイサービス事業所2件
障害者支援施設大規模修繕1件
・令和元年度補正:グループホーム創設1件
非常用自家発電設備大規模修繕1件
・令和元年度:多機能型事業所創設2件
障害者支援施設大規模修繕1件
・平成30年度補正:グループホーム創設1件
グループホーム増築1件
・平成30年度:グループホーム創設1件
グループホーム増築1件
障害者支援施設大規模修繕等1件
・平成29年度補正:グループホーム創設3件
多機能型事業所創設1件
生活介護事業所増築1件
・平成29年度:生活介護事業所創設1件
グループホーム創設1件
・平成28年度補正:グループホーム創設2件
障害者支援施設大規模修繕5件
グループホーム大規模修繕2件
多機能型事業所大規模修繕1件
就労継続支援B型大規模修繕1件
・平成28年度:障害者支援施設創設1件
・平成27年度補正:共同生活援助創設3件
スプリンクラー整備1件
生活介護事業所改築1件
・平成27年度:グループホーム創設2件
生活介護事業所創設1件
・平成26年度:グループホーム創設6件
障害福祉サービス事業所等創設4件
障害福祉サービス事業所等増築3件
児童発達支援事業所改築1件
障害福祉サービス事業所等大規模修繕4件
グループホーム大規模修繕2件
・平成25年度:グループホーム・ケアホーム創設5件
・平成24年度:グループホーム・ケアホーム創設5件
障害者支援施設の大規模修繕 3件
防災拠点スペース整備1件
○改善点
事業者の要望により多く応えていけるよう、国に対して積極的な協議を行っていく。
これまでの取組に対する評価
○これまでの取組に対する評価
本事業の活用により社会福祉法人等による施設整備等が円滑に行われ、利用者の環境改善等、ハード面における県内の障がい福祉の向上・増進が図られてきた。併せて、施設入所者の地域移行に資する社会資源を着実に増加させている。