これまでの取組と成果
これまでの取組状況
各種研修には多くの県内の埋蔵文化財保護行政担当者の参加を得ている。
調査研究では、鳥取県東部から中部の中世の山城跡の調査を進め、これまで分かっていなかった城の詳細な構造が判明するなど、新たな知見を得ることができた。また、発掘調査技術の研究では、デジタル写真を用いた3D計測の研究を進め、完成した3Dデータを展示室などの公開や古代体験の素材への利用など、活用への取り組みをしている。
これまでの取組に対する評価
県内の埋蔵文化財行政担当者が調査の最新技術等について学ぶ貴重な機会となっており、担当者の資質向上に寄与しており、特に基礎研修は新たに担当になった新規採用職員や事務職などから異動者の意識向上につながっている。
重要遺跡等の調査研究は、県民等の関心が高い中世城館や古代山陰道に関する研究成果の一部を発信し、さらに関心を高まった。