現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 交流人口拡大本部の「蟹取県へウェルカニ」誘客促進事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

「蟹取県へウェルカニ」誘客促進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

交流人口拡大本部 観光戦略課 魅力発信担当 

電話番号:0857-26-7237  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 32,427千円 7,870千円 40,297千円 1.0人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 32,427千円 7,938千円 40,365千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:32,427千円  (前年度予算額 32,427千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 「鳥取県=カニ(蟹取県へウェルカニ)」を情報発信の切り口とした誘客キャンペーンを展開し、首都圏をはじめとする都市圏メディアや主要SNSでの露出を図ることで本県への誘客につなげる。

2 主な事業内容

(1)『蟹取県ウェルカニキャンペーン』の実施  8,725千円(8,725千円)
    • キャンペーン期間中、県内の宿泊施設にお泊まりいただいた方を対象として、抽選で毎月100名様に「鳥取県のカニ」をプレゼントする。(2020年9月1日〜2021年2月28日)  
    (2)情報発信に要する経費  23,702千円(23,702千円)
    • キャンペーンパンフレット、ポスター等を作成し、キャンペーンの情報を発信
    • 首都圏においてイベントを開催し、キャンペーンのPRを実施
    • フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどSNSと連動した特設WEBサイトを構築し、キャンペーン情報を発信
    • 特設WEBサイトでは、動画を配信し、話題化を図る。
    • 首都圏・関西圏の大手メディアで発信することで全国規模での露出につなげ、本県の知名度向上を誘客促進につなげる。(2019年9月以降随時)具体的には、テレビ番組誘致や新聞・雑誌媒体での露出、プレスリリース配信等に取り組む。

3 背景・前年度からの変更点

事業の背景
  • 平成26年度から「ウェルカニキャンペーン」を開始し、令和元年度で6年目を迎えた。「蟹取県」「ウェルカニ」などのキーワードを首都圏をはじめとする各メディアで積極的に露出、各種イベントでPRすることにより、情報発信効果が発現しているところ。
  • 観光客からの評判はよく、県内宿泊施設や観光関連施設、水産事業者からもキャンペーンの継続要望をいただいている。
  • 令和2年度も、「ウェルカニ」「蟹取県」を切り口とした観光施策を関係者とともに引き続き行うことで、県観光情報発信および12〜2月の閑散期シーズンの誘客促進に結びつける必要がある。
  • 前年度からの変更点
  • 前年度のキャンペーン内容:「県内宿泊者100名に抽選でカニが当たる【1.ラッキーステイ】」に加え、【2.ラッキースタンプラリー】【3.ラッキーフォトコンテスト】を実施。  
  • 本年度のキャンペーン内容:「県内宿泊者100名に抽選でカニが当たる【1.宿泊チャレンジ】」に加え、【2.フォトラリーチャレンジ(県内11カ所の観光地のうち3カ所以上を巡りSNSで投稿・応募するフォトラリー)】【3.カニトリ体操チャレンジ(SNS上のカニトリ体操動画の中に隠れたヒントを元に回答し応募する蟹取県クイズ)】 を実施。

  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    <平成26年度>
    ・「鳥取県=カニ王国」というイメージをもたれていない現実
     カニの水揚げ量日本一、消費量日本一であるにも関わらず、大消費地(特に首都圏)ではカニの一大産地であるというイメージがほとんど無い。
    ・旅行需要が落ち込む冬期の誘客対策
     松葉がにのシーズンである11〜2月は、観光入り込み客数が落ち込む時期。
    ・様々な情報が飛び交う大消費地での「尖った情報発信」の必要性
     多くの情報が氾濫する首都圏や関西圏では、ありきたりな情報発信では見向きもされず、取り上げられない。

    以上のことから、全国に向けたインパクトある発信となり得る「カニの水揚げ量日本一」を切り口としたキャンペーンを企画。
    「ウェルカニ」「蟹取県」「毎月100名様に鳥取の旬のカニをプレゼント」など、「尖った切り口、キャッチーな発信、インパクトのある企画」を実施。
    ◎キャンペーン応募総数は、5,410通

    <平成27年度>
    キャンペーン期間を、1ヶ月前倒し、9月1日から2月28日の6ヶ月間実施。
    ◎キャンペーン応募総数は、18,018通で、前年の3.3倍。

    <平成28年度>
     新たな取り組みとして、キャンペーンビジュアルにオリジナルの特撮風キャラクター「カニダー」と「カニ取団」を起用。
     県内周遊を促すため、スタンプラリーを新たに実施。
     鳥取県出身のクリエイターを起用し、カニをテーマにした鳥取県PR動画を制作。SNSを中心に大規模に拡散され、YouTubeで116万回再生を記録。
    ◎キャンペーン応募総数は、21,307通で、前年の1.2倍。

    <平成29年度>
     前年度に引き続き、キャンペーンビジュアルに「カニダー・カニ取団」を起用。
     スタンプラリーに加え、新たな取り組みとして、フォトコンテストを実施。
    ◎キャンペーン応募総数は、30,928通で、前年の1.45倍。

    <平成30年度>
     専用応募はがきのみの応募から、新たにWEBによる応募も可能とし、利便性を強化した。
     これまで鳥取県観光連盟及び鳥取県旅館ホテル生活衛生同業組合に加盟の宿泊施設をキャンペーン対象宿泊施設としていたが、新たに各市町村観光協会に加盟する宿泊施設も対象とした。これにより、参加施設が151施設に増え(26施設増)、キャンペーンの盛り上げと観光客の利便性を向上させた。
     県内周遊施策として、スタンプラリーとフォトコンテストを実施。
     ※応募数:スタンプラリー337件、フォトコンテスト896件
    ◎キャンペーン応募総数は、16,759通で、前年比0.54倍と半減。

    <令和元年(平成31年)度>
     全国の若年層にアプローチするための新たな取り組みとして、人気タレントのひょっこりはんを起用したカニトリ体操動画を制作。ツイッター上で体操動画と連動した蟹取県クイズ「カニトリ体操チャレンジ」を実施した。5期のうち、1期目は1,200件以上の応募があった。
     併せて県内周遊施策として県内観光地11カ所のうち3カ所を巡る「フォトラリーチャレンジ」を実施。来県した観光客による観光写真を #蟹取県 とタグ付けしてSNS上で投稿してもらい、観光客の体験やリアルな声を広く拡散してもらう施策とした。
     「宿泊チャレンジ」の対象宿泊施設が過去最大の161に増加。(10施設増)

    これまでの取組に対する評価

     ウェルカニキャンペーンを開始して、6ヶ年が経過する中、宿泊施設や観光施設、漁業関係者からは本キャンペーンをさらに誘客に活用していきたいという声が多数ある。  
     毎年のアンケート結果によると当キャンペーンのリピーターも多く散見される。 
     鳥取県に関するイメージ調査において、カニに関する認知度は、ごくわずかずつ上がってきているものの、県外での認知度はまだまだ低い状況であるため、引き続き地道な取り組みを実施していくとともに、メディアで話題となる新たな演出や工夫が必要。




    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 32,427 0 0 0 0 0 0 0 32,427
    要求額 32,427 0 0 0 0 0 0 0 32,427