これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○販路開拓マネージャーは、すいか、二十世紀梨に関しては、市場経由で大量に取引できる県産品という分析のもと、首都圏に160店舗展開しているスーパーマーケットに一昨年から入り込み、試食販売を絡めた販路拡大を行い、3年目の今年度で定着しつつある。
○首都圏のスーパーマーケットのバイヤー等を個別に招聘し、商談会及び県内事業者視察を行い、多数の新商品の取引につながっている。
○県内事業者、県産品の掘り起こしのために重要な県内商談会については、昨年度末に、今まで連携してきた県内商工団体から予算がとれなかったことを理由に開催できない旨連絡があり、別のカウンターパートを探していたところ、他の県内商工団体と連携ができるようになり、11月下旬に県内商談会を開催する予定。
○特産品メディアPRキャラバンは、委託で行うと読者プレゼントとして掲載してくれるスポーツ紙への訪問が多くなってしまうため、今回試験的に梨のPRキャラバンは委託を行わず新聞、ネット配信の生活情報誌の訪問を行った。
これまでの取組に対する評価
○販路開拓マネージャーが、県産品の首都圏における定番化につながるようなこだわりのスーパーマーケット等の分析を行い、効率的な販路開拓を進めている。
○首都圏への販路開拓に意欲がある県内事業者が多く、県内商談会に首都圏バイヤーを招聘することの評価が高い。
○販路開拓マネージャーの活動で、首都圏に6店舗展開しているスーパーマーケットでは、10月の2日間、2月は1ヶ月間、鳥取フェアが定番行事になっている。また、このスーパーマーケットには県産品の定番商品も多く、このような店舗は他の道府県でも見たことが無い。地道な取組ではあるが、首都圏の方々に、常時、県産品を提供できるとともに、県内事業者にとっても首都圏に安定的な販路が構築できている。