1 事業の目的・概要
農業大学校の講義等における外部講師が、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止等により、農業大学校への来校が不可能な場合でも、学生の適正な授業環境を確保し、円滑な授業の実施を可能にするため、双方向で通信可能な遠隔授業の設備を整備する。
2 補正要求理由
農業大学校では、次代の農業を担い、指導的な役割を果たしうる人材を育成するため、幅広い専門的な知識・技術を学生に学ませているため、県内外の多数の専門的な人材に講師を依頼している。
この度の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図るための人の移動制限により、特に県内外の講師の招へいが不可能な状況となり、限られた修業年限の中で学生が円滑に講義を受けられる環境整備が急務となっている。
※農業大学校では、履修必要単位(1〜2年生合計87単位)のうち、約1/4に当たる23単位の講義を外部講師に依頼。
○履修必要単位(1年生45単位、2年生42単位)
⇒ 1年生は生産工程管理(グローバルGAP)等13単位、2年生は現代農業事情等10単位を外部講師に依頼。
○スーパー農林水産業士育成のための「食の6次産業化プロデューサー育成講座」
⇒ 全25講座のうち22講座を外部講師に依頼。
3 要求額
導入する教室:大教室、第3教室、第4教室
導入する機器:ウェブカメラ、マイク、プロジェクター等
要求額:3,000千円