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令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

イクボス・ファミボス普及拡大事業

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令和新時代創造本部 女性活躍推進課 企画担当 

電話番号:0857-26-7792  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 6,117千円 11,018千円 17,135千円 1.4人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 6,299千円 13,494千円 19,793千円 1.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,117千円  (前年度予算額 6,299千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 事業の目的・概要

高齢化が進展する中で介護離職の防止は喫緊の課題。イクボス・ファミボスの取組をさらに普及拡大させるため、リーディング企業の実践ノウハウの横展開や養成塾の開催などを通じてイクボス・ファミボスの具体的な取組の実践をサポートするとともに、好事例の発信を行う。

     ※イクボス・ファミボスとは、子育てはもちろん介護と仕事を両立出来る職場環境づくりを担い、部下の家庭と仕事の両立を応援するワークライフバランスの実践リーダーのこと。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度6月補正後予算額
前年度からの変更点
頑張る企業の応援事業[情報発信・企業説明会の開催]
働きやすい職場づくりに熱心なイクボス・ファミボス宣言企業の人材確保を応援するため、宣言企業が出展できる企業説明会を開催する。

[多様な働き方制度導入企業支援]
多様で柔軟な働き方の制度導入にあたり、具体的な運用等を検討している企業に対し、リーディング企業と1対1で相談できる機会を提供する。

710
710
イクボス・ファミボスの好事例の発信イクボス・ファミボスに取り組む企業の優良事例などを継続的に発信する。
【特集及び連載8回】
2,387
2,387
イクボス・ファミボス養成塾の開催経済団体等と連携し、経営者等トップが参集する機会を捉えて講師を派遣し、養成塾を開催する。
【実施回数 3回程度】
470
470
イクボス・ファミボス宣言企業の優良取組事例の表彰イクボス・ファミボスの優れた取組を実施している企業を表彰する。
60
142
企業表彰の審査委員謝金及び受賞者旅費を削除
官民一体の普及啓発イクボス・ファミボス普及推進委員会(経済団体・労働団体等で構成)による企業訪問や意見交換会などを通じたイクボス・ファミボスの普及、広報を行う。
1,240
1,340
介護と仕事の両立に向けた初動対応ツール完成に伴う減額
介護等支援コーディネーター派遣従業員の将来の介護リスク等の把握や従業員が利用できる公的サービスの情報など、アドバイスを希望する事業所にコーディネーターを派遣し、相談支援を行う。
1,250
1,250
合計
6,117
6,299
※イクボス・ファミボス宣言企業とは、経営トップが部下の仕事と家庭の両立を応援するイクボス・ファミボスとしてワーク・ライフ・バランスの推進等に取り組むことを宣言し、社内に掲示することで従業員に周知した上で実践する企業のこと。

3 背景

【企業の声 −行政に求められる支援−】
 ・トップの姿勢はすごく大きい。制度を作るだけでなくトップの発信が大切。気持ちの良い職場風土は結果として業績をあげる近道になる。
 ・会社トップが意識を強めていってほしい。行政や各機関が成功事例をいかに効果的に情報発信していくかが重要。ファミボスの取組を進めてほしい。
 ・ワーク・ライフ・バランスが整うと良い人材が確保でき経営安定や明るい風土づくりに繋がることに経営者は気づいてほしい。県からもそういう発信をしてほしい。

【鳥取県職場環境等実態調査(H31.3結果公表)]
○事業主が企業における仕事と介護の両立支援として重要と考える支援制度
  ・介護に直面した従業員を対象に仕事と介護の両立に関する情報提供 43.7%
  ・制度を利用しやすい職場づくり 41.5%
  ・介護の課題がある従業員に対して経済的な支援 32.9%
○介護休業の取得率(期間:H29.4.1〜H30.3.31)
  女性従業員 6.1%、男性従業員 1.2%

【県民意識調査(R1.10結果公表)
〇男女ともにワーク・ライフ・バランスの実践を促す労働環境をつくるために行政が行うべき必要な施策(上位4項)
 ・ワーク・ライフ・バランスを実現するための労働環境整備の支援  71.0%
 ・企業(雇用主)対象のイクボス・ファミボス研修会等の開催  39.3%
 ・部下の仕事と家庭の両立を応援する「イクボス・ファミボス」の理念普及、機運醸成のための広報  38.2%
 ・イクボス・ファミボスとしての取組の具体例(優良事例)の情報提供  30.0%


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成29年5月に開催した女星活躍とっとり会議にて、イクボス・ファミボスの取組を推進することを確認し、官民連携して普及啓発や優良事例の紹介などを実施。イクボス・ファミボス宣言企業は着実に増えており、男性の介護休業取得や育児中の従業員が働きやすいよう柔軟な勤務形態を導入するなど、イクボス・ファミボスの優れた取り組みを実践している企業も現れている。引き続き、トップへの継続した働きかけを進め、一層の普及拡大を図っていく。

これまでの取組に対する評価

官民連携してイクボス・ファミボスの拡大に取り組んだ結果、平成30年度のイクボス・ファミボス宣言企業は483社となり、県内企業の家庭と仕事の両立の取組は着実に広がっている。

 男女共同参画推進企業のうちイクボス・ファミボス宣言企業率
  72.0%(H30年度) 
 【元気づくり総合戦略に定める目標値 80%(H31年度)】

工程表との関連

関連する政策内容

・仕事と家庭の両立支援(男女共同参画推進企業、イクボス・ファミボス宣言企業の拡大)
・女性活躍の推進(輝く女性活躍パワーアップ企業の拡大)

関連する政策目標

今年度末までに
・男女共参画推進企業 目標700社⇒達成済。引き続き認定企業数の拡大を図る。
・輝く女性活躍パワーアップ企業 250社





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,299 2,729 0 0 0 0 0 0 3,570
要求額 6,117 3,058 0 0 0 0 0 0 3,059