現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 交流人口拡大本部のとっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

交流人口拡大本部 日野地域振興局 地域振興課中山間地域連携担当 

電話番号:0859-72-2081  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 1,614千円 6,296千円 7,910千円 0.8人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 1,614千円 6,350千円 7,964千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,614千円  (前年度予算額 1,614千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

豊かな自然やたたらなど地域資源の磨き上げを行い、地域が連携して情報発信することにより、日野郡全体の認知度向上と交流人口の増加を図る。日野郡が活力ある地域として発展するために資する事業。

2 主な事業内容

(1)地域の誇り「たたらの里」磨き上げ事業【564千円】

    日野郡の歴史的資源である「たたら」を活用し、磨き上げを行い、認知度の向上と交流人口の増加を図る。

    <内容>

    ・ミニたたら操業体験(広域的な普及啓発)

    ・地域伝承調査(情報発信素材収集)
    事業名地域の誇り「たたらの里」磨き上げ事業
    事業主体
    要求額(千円)564
    負担割合県(委託料)
    委託先伯耆国たたら顕彰会

    (2)日野郡ニューツーリズム推進事業【1,050千円】

    日野郡広域交流促進協議会が行う地域資源の磨き上げやツアー造成、情報発信事業に対し助成する。

    <内容>

    ・観光メニューを造成していくため、観光素材をモニターツアー等で磨き上げていく「磨き上げ事業」

    ・日野郡広域での「情報発信事業」

    ・郡外地域と双方の周遊促進を図る「広域連携事業」
    事業名日野郡ニューツーリズム推進事業
    事業主体日野郡広域交流促進協議会
    要求額(千円)1,050
    負担割合県1/2(補助金)

3 背景

 日野郡は古くから「たたら製鉄」が盛んで全国でも有数の産地であり、行政と民間団体が連携して普及や顕彰に取り組んでいる。 これまで「ミニたたら操業体験」を年1回、日野郡内を巡回開催してきていることから、郡内での「たたら」の認知度は高まってきている。
 しかし、昨年、米子市内で「ミニたたら操業体験」を実施したところ、来場者の関心はかなり高いものの、認知度は郡内に比べると低く、郡外での普及啓発の必要性が感じられた。
 また、観光素材としては「たたら」の活用が活発になりつつあるも、旅行商品として催行されるようになるには、継続的に支援する必要があり、今後、古民家や寺社仏閣など観光客が興味を持つような観光素材と組み合わせる形で、誘客促進のための磨き上げを図る。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)「たたら」の普及・啓発の取組みについて
 これまで「たたら学習会」や「たたら操業体験会」を開催(H24〜H29)し、たたらリーフレットの作成配布(H24)等、幅広い普及啓発をしてきた。また、たたら紙芝居(電子版)も制作(H26,H27)し、これも幅広く学習に活用してきた。
 昨年度の米子での「ミニたたら操業体験」の実施を通して、今後は郡外を含めた広域的な普及活動が必要であると感じたところ。来年度以降も継続して取り組んでいく。

(2)日野郡ニューツーリズムの取組について
 日野郡3町及び地域関係団体が連携し、地域資源を磨き上げ、それを活かした観光メニューや周遊コースを造成し、モニターツアー等を実施してきたところ。引き続き誘客促進のための磨き上げを図っていく。
 また、大山開山1300年祭(H29〜31)で皆生温泉(米子市)と金持神社(日野町)との周遊促進の取組みを行ってきた。この取組みを継続し、郡内地域の郡内のさらなる周遊促進につながるよう実施していきたい。

(3)「たたら」の観光素材としての活用について
 H27年度から取り組んだ日野郡共通の新ご当地グルメ「日野郡3町三色たたらんち」がH29年度にデビューし、H30年度には丼バージョン「金持神社★たたらどんぶり」の提供を開始した。日野郡には金持神社をはじめ、「たたら製鉄」に由来を持つ名称や関連資源も多い。今後も「たたら」をキーワードとし、観光メニュー作りの中で活用していく。

これまでの取組に対する評価


(1)「たたら」の普及・啓発の取組みについて
 これまでの取組みが、地域活動団体の調査やフォーラム等開催や解説資料作成、日野町の展示施設充実等に結びつき、「たたら」が日野郡の重要な歴史文化資源であることが、郡内では定着してきた。




(2)日野郡ニューツーリズムの取組について
 H26年度から県外旅行会社と連携して実施したモニターツアーにより、金持神社、ホタル、木谷沢など旅行社が造成するツアーに日野郡のスポットを入れてもらえるようになった。H28年度には4本、H29年度、H30年度にはそれぞれ2本のツアーが造成された。造成されたツアーは令和元年度も催行された。



(3)「たたら」の観光素材としての活用について
 「たたらんち」は着実にプロモートの成果が上がり、郡内外に広まってきたところ。各メディアに取りあげられるなど、日野郡の認知度向上やPRに繋がっている。また、H30年度にデビューした丼バージョンはたたらんちより手軽に提供できるため、イベント出店の機会に提供している。店舗外での提供の機会を通じてさらに日野郡の認知度向上に繋がっている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614
要求額 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614