現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 商工労働部の新規海外マーケット開拓促進事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

新規海外マーケット開拓促進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

商工労働部 通商物流課 - 

電話番号:0857-26-7660  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 7,826千円 6,296千円 14,122千円 0.8人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 9,100千円 6,350千円 15,450千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,826千円  (前年度予算額 9,100千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

新たな定期航空便の就航や大型FTAの発効等を背景に、人やモノの動きが活発化。国際的なビジネス環境が大きく変動している。ビジネスの手法も多様化する中で、企業が海外需要を獲得していくため、必要なグローバル人材の確保や、対象国・地域に合わせた検討・調査等を行い、海外ビジネスの確立に官民一体で取り組む。

2 主な事業内容

細事業名
内容
要求額
前年度6月
補正後予算額
前年度からの変更点
上海等新規市場開拓戦略検討事業<ビジネスが拡大する地域への対応>

 ビジネスチャンスが拡大する地域における市場獲得の手法について、県内企業・貿易支援機関・県によるワーキンググループ(WG)で検討及び調査を行う。県の海外との繋がりも活用しつつ、ビジネスの流れを官民一体で形成していく。

(1)検討テーマ
「上海・中国需要獲得WG」
上海便就航により人・モノの動きが活発化。上海を中心とした巨大市場へのアクセスが可能となり、中国市場へのアプローチが多様化する。ECの活用や中国向けマーケティング等、中国需要獲得の手法を検討する。

    ・米子上海便貨物輸送実証実験  8,645千円(R2年度政策戦略要求中)Database 'R2年度当初政策戦略事業', View '0050商工労働部', Document '国際航空貨物ルート構築推進事業 '
    ・上海での販路開拓(展示会出展) 2,936千円(R2年度一般事業要求中)

「タイ介護・ヘルスケア市場開拓WG」
高齢化が進み質の高い介護のニーズが高まるタイにおいて、県内企業が市場を獲得していくための手法について検討する。

(2)要求額 ・WG講師謝金・旅費   600千円
        ・海外展開戦略調査費  800千円

1,400千円
1,600千円
上海を中心とした中国、及びタイ(介護分野)における外需獲得を検討テーマとする。
高度外国人材確保に向けた海外大学との交流<グローバル人材の確保>

〇マヒドン大学と連携したグローバル人材の確保
 県内企業の新規海外展開先として、タイを中心としたASEAN地域が重視(*1)されている一方で、海外展開を担う人材の不足(*2)が課題となっている。この不足を補うため、海外展開を行うにあたり不可欠なグローバル人材(技術・言語を理解し、海外とをつなぐブリッジ人材等)の確保に向け、タイ・マヒドン大学(*3)と県内企業とのインターンシップの実施に向けた取組を実施する。

(1)実施に向けたスケジュール
令和2年度
8月:マヒドン大学学生来県による県内企業・大学視察
   (視察後、事業の実施フレームについて意見交換)
11月:マヒドン大学を訪問し、関係者会議の実施(事業実施方法の大枠を決定)
令和3年度
インターンシップ受入事業の開始
(2)令和2年度事業
 インターンシップ先としての県内企業の魅力を知ってもらうため、マヒドン大学工学部の学生に来県いただき、県内企業や大学の視察を実施する。
実施時期
令和元年年7〜8月(1週間程度)
受入人員
マヒドン大学工学部学生5名・教員2名程度
内容
事前研修、県内企業視察、県内大学視察、学生との交流、意見交換会
(3)要求額  1,000千円(マヒドン大視察受入に係る委託費)

*1 新規海外展開の検討国としては、タイが1位で23.3%、ASEAN地域全体では36.7%
*2 興味はあるが海外展開できない理由として81.8%の企業が「対応する人材の不足」と回答
   (令和元年度県内企業海外展開調査)
*3 鳥取県とマヒドン大及びタイ工業連盟は人材育成に係る覚書を締結(H27.11)

〇中国・吉林大学と連携したADAS・EV人材の確保
 世界的なEV(電気自動車)へのシフト、ADAS(先進運転支援システム)の進展を見据え、中国・吉林省と締結した「鳥取吉林ADAS・EVプロジェクト」(H30.10)に基づき、吉林大学と県内ADAS・EV関連企業の技術者・学生の人材交流等に取り組み、県内企業の成長や、雇用の創出等に繋げる。(R2年度当初一般要求中

1,000千円
0千円
戦略的海外展開構築支援事業<企業の戦略的外需獲得を支援>

 大型FTAの発効により、企業にとっては貿易の環境が整うとともに、国内外との競争も激しくなり、外需獲得の戦略が求められる。国際経済変動や認可制度を活用したり、グローバル人材を確保・育成する等、企業の戦略的外需獲得を支援し、海外展開のモデルケースを創出する。

(1)対象事業
・国際経済動向の変化にいち早く対応し、海外市場におけるブランド化等による市場獲得に取り組む事業
・グローバル人材(高度外国人材含む)確保による海外展開に取組む事業

(2)補助金額・補助率
補助率
補助上限額
対象期間
中小企業グループ
2/3
2,000千円
12ヵ月
中小企業
1,000千円
(3)対象経費
  調査・コンサルティング・マーケティング費、専門家謝金、旅費・交通費、
  商談会・展示会出展費、各種認証取得費、雑費

(4)対象地域
  日EU・EPA、RCEP、アメリカ合衆国、ロシア

(5)要求額 5,426千円
   内訳 ・補助金 5,000千円(企業グループ2,000千円×1、企業1,000千円×3)
      ・審査会開催経費 426千円(審査員謝金・旅費)

5,426千円
7,500千円
事業の採択にあたり審査会を開催し、海外展開計画の戦略性や発展可能性等を判断する。
合計
10,026千円
9,100千円

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 9,100 0 0 0 0 0 0 0 9,100
要求額 7,826 0 0 0 0 0 0 0 7,826