現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 農林水産部の県産材安定供給体制整備事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

県産材安定供給体制整備事業

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農林水産部 県産材・林産振興課 − 

電話番号:0857-26-7307  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 10,200千円 2,361千円 12,561千円 0.3人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 969千円 3,969千円 4,938千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,200千円  (前年度予算額 969千円)  財源:基金(森林環境譲与税) 

事業内容

1 事業の目的・概要

 木材需要に関する情報の共有化を図り、県産材の安定的な供給体制を構築していくためには、川上から川下までの事業者の連携によるサプライチェーンの構築を図る必要がある。

     このため、サプライチェーンの構築に意欲のある事業者を組織化し、ICTも活用した効率的なサプライチェーンの構築による県産材のマッチングを図る。
     ※サプライチェーン…製品の原材料調達から製造、在庫管理、販売までの全体の一連の流れ。

2 事業内容

〇ICTを活用した効率的なサプライチェーンの構築【補助】
  ・県産材流通に精通した団体を事務局とし、県産材コーディネーターを事務局内に配置し、川上から川下の県産材流通の全体調整を図りながら、
   次の業務を実施する。
    (ア)サプライチェーン参加者の募集
    (イ)サプライチェーン構築に向けた情報交換会の開催
    (ウ)参加者の意向等を踏まえてサプライチェーンの構想・計画を作成し、必要な需給情報等をデータベースに入力
    (エ)県産材の需給のマッチング

  ・県産材利用アドバイザーを県産材流通に精通した団体に配置し、主に川中から川下(工務店・設計事務所等)にかけて事業者への 連絡調整を行い、次の業務を実施する。
    (ア)川中、川下の情報収集及び需要の掘り起こし
    (イ)県産材の需給のマッチング(県産材コーディネーターをサポート)
(単位:千円)
区    分
補助対象経費
実施主体
補助率
要求額
前年度6月補正後予算額
前年度からの変更点
ICTを活用した効率的なサプライチェーンの構築情報交換会の開催、サプライチェーン構築のための構想・計画の作成、需給情報DBの登録・管理、コーディネータ等による川上から川中のマッチング、県産材製品の需要見込調査等を行う経費(技術者給、賃金、謝金、旅費、需用費、役務費、委託費、使用賃借料)川上から川下までの県産材流通に精通した団体補助率10/10
10,200
0
合                        計
10,200
0

3 背景・課題

 〇 住まいる支援事業で年間1万m3の県産材が住宅に使用されるなど、住宅分野を中心に県産材利用が進んでいるが、工務店等のユーザーから県産材製品が手に入りにくい状況があると指摘されている。
     〇 本県の製材所は、経営規模が零細で基本的に受注生産であり、受注後に原木調達、製材加工、人工乾燥するため、受注から納品までに時間が必要。一方、県産材ユーザーは工事等の受注後に注文するため、納期までが短期間となる場合がある。
     〇 この課題を解消するため、製材品をあらかじめストックしておくストックヤード整備も検討されたが、製材品の品質責任が不明瞭等の理由により頓挫したため、県産材の需給情報を共有し、川上から川下までの各事業者を結びつけるサプライチェーンを構築する必要が生じている。さらにサプライチェーンの出口となる県産材の需要量を早期に把握する必要がある。
     〇 サプライチェーンの構築等による県産材の安定供給体制の整備は、県産材活用を推進する上で重要であり、原木調達コストの低減にもつながり、県として喫緊に解決すべき課題である。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 969 0 0 0 0 0 0 969 0
要求額 10,200 0 0 0 0 0 0 10,200 0