シャーベット氷は、高い冷やし込み能力、球形の氷形状により魚体に傷をつけない等現在使用している海水氷(海水に砕氷を混合したもの)以上の鮮度保持能力が期待され、高度衛生管理型市場に整備された。また、1号上屋に3カ所設置された払出口から利用可能であり水揚げ作業の作業性は高い。
一方で、境港市場ではシャーベット氷の取扱を始めたばかりであり、市場の評価が固まっていない。加えて、現在使用している海水氷との価格差及び市場整備中のためシャーベット氷払出口のない3号上屋での水揚げを強いられているため、シャーベット氷利用が進んでいない状況がある。
市場、流通過程で高評価を得るためには、シャーベット氷で施氷した水産物の流通量増加と年単位の時間が必要と思われる。 | 〇鮮度が保持された状態で流通するため、遠隔地への輸送による品質劣化を防ぐことができる。
〇鮮度の高い状態で加工場へ搬入できることから輸出向け冷凍魚の品質向上及び販路拡大が期待される。 |