1 事業の目的・概要
環日本海定期貨客船DBSクルーズフェリーの旅客利用のうち、特により一層の利用促進が必要な日本からの利用者の増加を図るための支援を行う。
2 一般段階整理状況
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 一般段階
要求額 | 一般段階
整理額 | 財政課長
意見 |
1 | 国際定期便利用促進協議会負担金 | ・修学旅行支援 200千円(200千円)
DBSを利用した修学旅行に対して、境港国際旅
客ターミナルまでの貸切バス費用を支援
・グループ旅行支援 100千円(100千円)
DBSを利用し4名以上で旅行するグループに対
して、経費の一部を支援
・情報発信事業 800千円(800千円)
DBSクルーズフェリーの知名度向上・日本人利
用促進を図るため、ポスター・チラシ等の広報物
を作成しPR | 1,100 | 900 | 計上(H30実績勘案) |
2 | シャトルバス運行支援 | DBS利用者の利便性の向上のため、JR境港駅から旅客ターミナルまで無料シャトルバスを運行する経費。
※6月初便から鳥取県側着岸場所が変更予定
(内訳)4/1-5/31 境港国際旅客ターミナル⇔境港駅 27,500円×18日=495千円
6/1- 新ターミナル⇔境港駅
30,000円×86日=2,580千円 | 3,075 | 3,075 | |
3 | 【新規】
韓国での認知度向上事業 | DBSクルーズフェリーの利用促進を図るため韓国内での観光プロモーションに取り組む。
・内容
‐現地旅行博覧会等での本県観光PRブース出展
‐現地メディアを通じた本県の観光情報PR
‐現地旅行社による旅行商品造成のための県内
視察、広告費支援等 | 7,000 | 0 | ゼロ |
4 | 【新規】
DBSを活用した欧米ロシアからの誘客促進事業 | DBSクルーズフェリー乗船客の多角化を進めるため、ロシア・欧米向けにSNS(Facebook、Instagram)を活用した情報発信(環日本海定期貨客船航路及び県観光情報に係る広告配信)を実施する。
(1回150千円(広告費10千円×10日間+掲載手数料・効果分析等)×10回) | 1,500 | 0 | 計上(既定予算対応) |
| | 合計 | 12,675 | 3,975 | |
3 調整要求額
6,700千円
(内訳)
(1)国際定期便利用促進協議会負担金 200千円
(2)韓国での認知度向上事業 5,000千円
(3)DBSを活用した欧米ロシアからの誘客促進事業 1,500千円
4 調整要求理由
(1)国際定期便利用促進協議会負担金
DBSの旅客対策は、インバウンド・アウトバウンド対策に一体的に取り組むことが必要。この度の日韓関係により、韓国人乗船客が減少し、休航に至ったことから、アウトバウンド対策をしっかりと実施していくためにも令和元年度当初予算並の予算確保が必要である。
(2)韓国での認知度向上事業
本年11月末から2月末まで休航となることで旅行商品等の販売も一旦取り止めとなることから、集中的に情報発信、旅行会社向けのプロモーションを展開することで、旅行需要の回復を図るためのテコ入れを行うことが必要である。
(3)DBSを活用した欧米ロシアからの誘客促進事業
環日本海定期貨客船航路の再開後の同航路を利用したロシア・欧米向けの旅行需要を喚起させるため、同航路に特化したSNSを活用した情報発信は必要がある。なお、既定予算での対応は不可能であるため、計上できないということであれば、既定予算対応によるゼロ計上ではなく、ゼロ査定(SNSを活用したロシア・欧米向けの環日本海定期貨客船航路のPRは認めない)としていただきたい。