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令和2年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

鳥取県地域医療介護総合確保基金事業

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福祉保健部 医療政策課 医療政策担当 

電話番号:0857-26-7173  E-mail:iryouseisaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 22,823千円 22,823千円 2.9人
補正要求額 314,962千円 7,083千円 322,045千円 0.9人
314,962千円 29,906千円 344,868千円 3.8人

事業費

要求額:314,962千円    財源:基金 

事業内容

1 事業の目的・概要

 国の「医療介護提供体制改革推進交付金」により造成する「鳥取県地域医療介護総合確保基金」を活用した事業に取り組み、病床の機能分化・連携、在宅医療・介護サービスの充実及び医療従事者等の確保・養成を進める。

2 主な事業内容

区分
事業内容
当初予算額
補正額
合計
地域医療構想の達成に向けた事業○医療機関同士の電子カルテの相互参照システム「おしどりネット」への接続を推進する(病院)
○精神科医療機関の機能分化を図るため、外来機能等の整備、充実を図る(病院)
病床の機能分化、連携を推進する体制の整備ための急性期医療の充実、強化のための施設整備を実施する(病院) など
260,765
268,347
529,112
居住等の医療提供に関する事業在宅患者の元に訪問し、口腔ケアの指導等に従事する歯科衛生士を養成するために必要な研修を実施する(歯科医師会
訪問看護を行うステーションのサテライトを設置するための事務所を設置する(訪問看護ステーション
訪問看護・在宅医療の充実等を推進するため、訪問診療、リハビリテーション等に必要な施設・設備整備を行う(病院等)
126,480
12,640
139,120
医療従事者の確保に関する事業看護基礎教育を充実させるため、医療機関及び看護師養成所の教材等の整備を行う(看護師等養成所
中部圏域における臨床研修医等の育成体制(内視鏡手技等)の充実を図る(病院)
282,685
33,975
316,660
(預金利息、返還金の基金への積立て)
1,595
1,595
671,525
314,962
986,487

3 要求内訳

【節別内訳】
区分
要求額
負担金、補助及び交付金
314,962千円
合計
314,962千円

    【財源内訳】                       
    区分
    要求額
    地域医療介護総合確保基金
    314,962千円
    合計
    314,962千円

参考

○令和2年度実施基金充当事業(医療政策課以外含む
区分
金額
 当初計上額
676,743千円
 9月補正要求額
316,595千円

(内訳)

 医療政策課 314,962千円

 鳥取看護専門学校 1,098千円

 倉吉総合看護専門学校 535千円

医療政策課(歯科衛生専門学校費)
2,355千円
  合   計
995,693千円
※当初予算には持続可能な地域医療構想推進事業の基金充当部分(5,218千円)を含む。

○基金造成年度別充当予定額(上記の内訳)
区分
基金残額(見込)
R2事業充当予定額
R2造成基金(見込)
6.1億円
598,723千円
R1造成基金
5.9億円
184,166千円
H30造成基金
3.7億円
134,219千円
H29造成基金
9.9億円
461千円
H28造成基金
1.4億円
12,616千円
H27造成基金
4.1億円
56,178千円
H26造成基金
0.1億円
7,735千円
合   計
31.2億円
994,098千円
預金利息、返還金の基金への積立て(1,595千円)を除く。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成26年度の基金創設以来、基金の取組の柱である「病床の機能分化・連携」「在宅医療・介護サービスの充実」「医療従事者等の確保・養成」を推進するための事業に取り組み、回復リハ病床・地域包括ケア病床の充実や在宅医療連携拠点の整備、訪問看護師の養成・確保等に取り組んでいる。

また、平成28年12月に鳥取県地域医療構想を策定し、構想に掲げる「必要な医療を必要な場所で提供できる体制の整備」と「希望すれば在宅で療養できる地域づくり」に向けた取組を進めているところ。

これまでの取組に対する評価

病床の機能分化・連携、在宅医療・介護の推進、医療従事者の確保・勤務環境の改善など、事業者の要望に基づき事業展開しており、地域医療に係る課題解決への取組が着実に進んでいる。

(主な成果)
○急性期から回復期等への病床転換による医療機関の機能分化やICTによる医療機関の連携ネットワークの整備が促進された。
・急性期等から回復期への病床転換:約480床
・おしどりネットの登録患者数:4,790件
○訪問看護師等の医療従事者の養成、在宅医療(歯科)連携拠点の整備、多職種連携推進のための研修実施、在宅医療の推進に必要な施設・設備の整備等により、在宅医療を推進する上での体制整備が進んだ。
・在宅医療連携拠点の整備:3箇所(各地区医師会)
・在宅歯科医療連携拠点の整備:4箇所(県歯科医師会及び各地区医師会)
○院内保育所の運営や医師事務作業補助者の配置等に対する支援により、医療従事者の負担軽減、働きやすい職場環境づくりに
・院内保育所運営費の支援:9医療機関
・医療従事者の勤務環境改善への相談窓口(勤務環境改善支援センター)の設置:1箇所(県医師会に委託)など




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 314,962 0 0 0 0 0 0 314,962 0