これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域との連携・協働による取組を進めていくためにコミュニティ・スクールの導入促進・取組充実に取り組む市町村を支援を行った。(コミュニティ・スクール推進研修会の開催(11月15日予定)、コミュニティ・スクール推進啓発パンフレット作成・配布、補助事業ほか)
・地域連携担当教職員の人材育成として、教職員が広島大学で開催される社会教育主事養成講座を受講する経費を負担した。
・地域学校協働活動(放課後こども教室、地域未来塾又はその他の地域学校協働活動)は全市町村で実施されている。
・「鳥取県子どもの貧困対策推進計画(H27.3策定)」に基づき、福祉部局と連携を図って地域未来塾等の取組を推進している。学習支援の推進と併せて、スクールソーシャルワーカーの配置等による福祉部局と教育委員会との連携強化を図っているところである。
・放課後子どもプランの推進状況としては、全ての市町村で、放課後子供教室と放課後児童クラブの両方もしくはどちらかが取り組まれている。
これまでの取組に対する評価
・R1コミュニティ・スクール状況
本県では、3市4町(鳥取市・米子市・倉吉市・南部町・伯耆町・湯梨浜町・日野町)の95校、全体の54%が導入済であり、来年度以降の導入に向け、準備をしている市町村・学校もあり、なお一層、導入を推進していく。
・R1年度社会教育主事講習を学校籍の1名が受講した。各学校で、地域・学校をつなぐ要として、得たスキルを生かしていくことを期待している。
・実際に取り組んでいる市町村、学校、地域からは、学校教育の活性化、児童生徒の学習意欲の向上に繋がったなど、おおむねよい評価を得ている
・地域人材や民間団体等幅広く連携をすすめ、学校をプラットフォームとした総合的な子どもの貧困対策の展開を進めている。また、その取組内容については、各市町村が地域の実情に合わせて工夫展開しているところである。
・地域学校協働活動が学校の支援活動にとどまっている場合もあり、学校と地域が目指すべき子ども像を共有して活動を実施するよう意識付けが必要である