現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 生活環境部の鳥取砂丘景観保全再生事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

鳥取砂丘景観保全再生事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 緑豊かな自然課  

電話番号:0857-22-0583  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 9,837千円 11,805千円 21,642千円 1.5人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 10,353千円 11,907千円 22,260千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,837千円  (前年度予算額 10,353千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

鳥取県のシンボル鳥取砂丘を、皆で大切に守り、利用し、未来に引き継ぐことを目的とする「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例(平成20年10月21日公布)」の理念に基づき、民間と行政で構成する鳥取砂丘未来会議が行う鳥取砂丘の保全・再生への取組に対して支援し、鳥取砂丘の優れた環境・景観を次世代に引き継ぐ。

2 主な事業内容

鳥取砂丘未来会議が行う下記事業に要する経費を、県・鳥取市が各1/2ずつ負担する。

    (1)保全・再生に関する事業 14,721千円(14,282千円)

     ア 除草、草刈等
    区分
    R2計画(ha)
    R1実績(ha)
    備考
    機械除草
        20.9
    15.4
    トラクタ耕転等
    人力除草
        83.4
    88.9
    委託・ボランテイア除草
    スリバチ整備
        5.0
    5.0
    斜面等の根堀・草刈
    109.3
    109.3
     イ 景観改善植生処理

     主に鳥取砂丘へ向う県道湯山鳥取線沿線の砂防林の下草刈りや植生処理(ニセアカシア、雑木、松など)を実施し、景観を改善する。
    区分
    R2計画(ha)
    R1実績(ha)
    備考
      景観改善
        5.0
    5.0
     ウ 砂移動処理

     鳥取砂丘駐車場の木製階段入口付近が、冬季の強い北西季節風によって砂が異常堆積し、毎年通行の支障となることから、この堆積した砂を重機により砂丘側へ移動処理する。

     入口階段が完全に砂で埋もれるため、観光客入場ルート確保に必要な経費。

    (2)保全・再生に関する調査研究 4,525千円(5,996千円)

     砂丘特有の風紋、起伏やスリバチ地形が維持される自然サイクルによる「砂の動く生きている砂丘」の保全・再生を目指すためには、鳥取砂丘の自然の姿を再確認する必要がある。

     保全・再生事業にフィードバック(活用)するための調査等を学識経験者等で構成する「調査研究会」により実施。

    ア 基礎的調査〔継続〕

      ・長期的な砂丘の地形変動調査

      ・除草のための調査 等

    イ 特別調査〔継続〕

      ・自然の砂の動きと砂丘の成因の解明

      ・動植物の調査

      ・景観の改善調査 等

    ウ 砂移動処理調査〔継続〕

      砂移動処理にかかる地形測量調査

    エ 調査機器修繕費・消耗品費〔継続〕

    (3)事務費(事務用品費等) 128千円(128千円)

    ○鳥取砂丘景観保全再生事業負担金
    区分
    R2要求額
    R1予算額
    保全・再生に関する事業
    14,721
    14,282
    保全・調査に関する研究
    4,525
    5,996
    人材養成に関する事業
    0
    0
    事務費
    128
    128
    小計
    19,374
    20,406
    鳥取県負担額(県・鳥取市各1/2)
    9,687
    10,203
    標準事務費
    150
    150
    合計
    9,837
    10,353

3 前年度からの変更点

〇 風向風速計移設はR1で事業実施予定の単年度経費であるため、R2は要求しない。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〈鳥取砂丘の保全再生と利活用の推進〉
 ・鳥取砂丘未来再生会議等においてグラウンドデザイン、行動計画、イベントガイドライン等を協議

〈ポランティア除草の推進、ボランティアスタッフの養成〉
 ・ボランティア 2,839人
(ボランティア除草:3,076人、アダプト除草:658人、
観光客除草:237人・・9月30日現在)
 ・アダプト団体数 9団体

これまでの取組に対する評価

・今年度から(一財)自然公園財団に委託し、ボランティア除草を実施し。
・台風等での中止を除き、これまでのところ除草活動は予定通り実施し、猛暑で夏季期は中止していた観光客除草を除けば、例年並みのボランティアの方々に参加いただいている。
・砂丘を保全するためには、行政だけでなく、民間や観光客を取り込んだ活動が重要であり、今後も継続していく。
・砂丘の保全・再生を効果的に行うため、引き続き研究調査を行っていく。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,353 0 0 0 0 0 0 0 10,353
要求額 9,837 0 0 0 0 0 0 0 9,837