現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 教育委員会の未来を創造する「思考力・判断力・表現力」育成事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

未来を創造する「思考力・判断力・表現力」育成事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

教育委員会 高等学校課 高校教育企画室 

電話番号:0857-26-7517  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
既整理額 4,533千円 4,722千円 9,255千円 0.6人 0.0人 0.0人
調整要求額 16,686千円 0千円 16,686千円 0.0人 0.0人 0.0人
要求総額 21,219千円 0千円 21,219千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,686千円    財源:単県   追加:16,686千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 21世紀型学力の育成及び高大接続改革において求められている「学力の3要素」(※)の育成に対応するため、アクティブ・ラーニング型授業の推進を図り、生徒の「協働して学ぶ態度」を育むとともに、探究的な学習活動の充実を図ることで生徒の「思考力・判断力・表現力」を伸長する。あわせてバランスの取れた英語4技能を育成するため、外部試験を活用して生徒の英語学習のさらなる動機づけを図るとともに、特に「話す」「書く」の2技能の強化・伸長について分析・検証・実践できる機会を整備し、質の高い英語授業の創出と生徒の英語表現力の強化を図る。


    ※「学力の3要素」・・・「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」

2 調整要求内容

細事業名
内容
既整理額
調整要求額
要求額計
アクティブ・ラーニング推進のための講師派遣事業 アクティブ・ラーニング型授業や授業でのICT活用について研究者等を学校に迎え、教員研修を行う。
2,198
2,198
生徒の「思考力・判断力・表現力」の強化のためのハイレベル講座 著名な研究者等を講師に招聘し、生徒・教員に先端の知見に触れさせることで探究学習のハイレベル化を図る。
1,500
1,500
 3外部試験を活用した高校生英語力向上事業 バランスの取れた英語4技能を育成するため、アセスメント型の英語の外部試験を高校2年生が受検し、英語学習のさらなる動機づけを図る。
 また、英語教育推進フォーラムに招聘している外部有識者(大学教授3名)並びにベネッセの協力も得ながら結果を分析し、課題解決のための指導法等を含め、ベネッセ専任による教員対象の分析報告会を行う等、本事業を生かしたフォローアップを手厚く行うことで教員の指導力向上を図る。
14,310
14,310
 4地域課題をテーマにした解決型学習のスキルアップ事業外部講師を迎え、生徒・教員を対象に地域課題に係る課題解決型学習のスキルアップを図る。
835
195
1,030
 5表現力パワーアップ事業生徒の探究的な学習活動の成果について、コンクール等で広く発表する機会への参加を支援し、生徒のより高度で実践的な「思考力・判断力・表現力」を育成する。
2,181
2,181
合計(単位:千円)
4,533
16,686
21,219

3 調整要求理由

○地域課題をテーマにした解決型学習のスキルアップ事業
 実施対象校を2校から1校へと整理したものの、西部地区での実施を想定しており予算が不足することが見込まれるため。
○表現力パワーアップ事業
 探究活動は生徒の「学力の3要素」の育成に最適の場であり、その充実は喫緊の課題である。本事業は単なる外部コンクール等への参加経費等を支援するものではなく、探究を行う生徒及び指導を行う教員に校外におけるレベルの高いコンクール等を発表の場をとして意識させることにより、探究過程において、より高い課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を育成することをねらいとしている。
また、各コンクール等は質の高い探究の交流の場、高度な知的リソースの提供の場となっており、参加生徒においては探究に係る知識・技能を、担当教員においてはその指導力を磨くことができる。なお、調整要求にあたっては、これら外部のコンクール等で単に発表することだけを目的とせず、県内参加対象グループ等の探究の磨き上げ及び県内高校における探究の水準を高めることを目的とした、参加対象校を一同に会して行う「中間発表会」の実施を加えた。
大学入試改革に対応した英語力向上対策事業改め外部試験を活用した高校生英語力向上事業
 令和元年11月1日に文部科学大臣より令和2年度の大学入試における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送ることが発表されたものの、そもそも、英語4技能については、グローバル化の進展の中で、言語や文化が異なる人々と主体的に協働していくためには、国際共通語である英語の能力を、真に使える形で身に付けることが必要であり、単に受け身で「読むこと」「聞くこと」ができるというだけではなく、積極的に英語の技能を活用し、主体的に考えを表現することができるよう、「書くこと」「話すこと」も含めた4技能」(中央教育審議会 平成26年12月22日の第96回総会 答申より)が重要視されており、大学入学共通テストにおける英語民間試験の活用はあくまでこの方針を進めるための手段の一つである。
本事業は、実践的な英語力の定着度を確認させたり、英語学習のさらなる動機づけをさせたりするとともに、教員がその結果等を分析して指導改善に活かすために、県内高校2年生を対象にアセスメント型の英語4技能試験を受験させ、バランスの取れた英語4技能の育成を図るものである。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 4,533 417 0 0 0 0 0 0 4,116
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 16,686 97 0 0 0 0 0 0 16,589
保留・復活・追加 要求額 16,686 97 0 0 0 0 0 0 16,589
要求総額 21,219 514 0 0 0 0 0 0 20,705