これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成25年3月「さかいみなと漁港・市場活性化ビジョン」策定
・平成25年4〜9月水産庁による境漁港市場の直轄調査
・平成26年9月10日「境港地区高度衛生管理基本計画」公表(国)
・平成26年10月31日「特定漁港漁場整備事業計画」公表(国)
・平成27年10月16日基本設計完了
・平成28年3月「水産物輸出促進緊急基盤整備事業基本計画書」策定
・平成28年3月31日「トラックスケール(新築)・3号上屋(改築)」工事着工(平成28年12月完成)
・平成28年7月13日「特定漁港漁場整備事業計画」変更公表(国)
・平成29年8月「5号上屋(改築)」完成
・平成30年9月「境港地域における水産物の生産・流通に関する業務継続計画」策定
・平成30年10月「陸送上屋(新築)」完成
・平成30年12月「衛生管理マニュアル」策定
・平成31年3月「6号上屋(新築)」「4号上屋他 防鳥対策等」完成
・平成31年4月「1号上屋」完成
・令和元年6月 主要施設の一部である「1号上屋」、「陸送上屋」を高度衛生管理型市場として開場
これまでの取組に対する評価
令和元年度に、主要施設の一部である1号上屋、陸送上屋が完成、供用され、消費者の安心・安全に応える境漁港の本格的な高度衛生管理の取組がスタートした。
当該施設は、災害から利用者の安全を確保する施設であるとともに、輸出促進にも貢献する施設として整備されている。
供用開始は、報道などでも多く取り上げられ、境漁港の産地強化に寄与した。
残る主要施設である2号上屋の整備にも今年度着工を予定している。今後も計画的に整備を進め、産地間競争力を高め、関係者一丸となって境港の水産物を国内外にPRしていく。
〈高度衛生管理の取組の概要〉
以下の取組をハード面、ソフト面で担保することにより、水産物への危害の混入を防ぐもの。
・漁業種毎に水揚エリアを設定
・搬入搬出エリア等の区分(ゾーニング)
・人及び一般車両の入場管理
・囲壁による鳥獣類の侵入、糞尿や塵埃など異物混入防止
・電動フォークリフトの導入による排ガス汚染防止
・清浄海水の使用
・水産物や水質等の定期検査の実施など